ブランコの違い
外国の街を紹介する番組が多いが、見ていておやと思うことが時々ある。
それは街中の小公園などに設置されているブランコだ。 日本のものは座る場所が木材やプラスチックで作られていて堅いのだが、ヨーロッパなどの公演にあるものはこれがゴムなどで柔らかく作られている。 それぞれ何らかの考えに基づいて材質が選ばれていると思うのだが、どんな違いがあるのだろうか。
外国の街を紹介する番組が多いが、見ていておやと思うことが時々ある。
それは街中の小公園などに設置されているブランコだ。 日本のものは座る場所が木材やプラスチックで作られていて堅いのだが、ヨーロッパなどの公演にあるものはこれがゴムなどで柔らかく作られている。 それぞれ何らかの考えに基づいて材質が選ばれていると思うのだが、どんな違いがあるのだろうか。
道路は隣の村や街に連れて行ってくれる。
鉄道は日本のどこへでも連れて行ってくれる。
鉄道の駅が出来て、自分の村がやっと日本の一部になったと感じた人もいただろう。
今、廃線によってそんな地域は・・・・
昨夜、神戸の港では長時間断続的に汽笛が鳴り響いていた。 何ごとだろうと思っていたが、今日のローカル局のニュースで船の汽笛が故障して止められなくなったことが原因と知った。
最近は汽笛を聞くことが少なくなったが、昔は出航する船やまもなく出航する船が近隣お船に送る合図と思われる汽笛をよく聞いたものだ。 また、新年を祝う汽笛の一斉吹鳴も神戸の街の名物だったが、最近は港で年を越す船が少なくなったようで音がずいぶん数が減り音が小さくなった。
街に出て帰船しない船員を呼ぶのも昔は汽笛だったが、今はスマホで済ますのだろう。 進歩と言えば進歩なのだが、だんだん風情が無くなるのはつまらない。
北京五輪にはほとんど関心がなかったのだが、たまたま目に入ったロゴマークはその小粋さに感心してしまった。
漢字の「冬」をモチーフにしたもののようで、行書風の形がおしゃれだ。 と言っても中国人の他は台湾人と日本人ぐらいしか(*)ロゴが何故この形なのかは分からないだろうが、中国文化へのプライドが感じられる。 日本であれば西欧人には分からないと言ってけなすものが出てくるだろうが、自民族の伝統を大切にする気概は好ましい。
(*)韓国と朝鮮では主権回復後にハングル以外は使用禁止にして学校でも教えないので、漢字を読める者は少ないと昔仕事で知り合った韓国人が言っていた。
なんだかんだと理屈を付けても、世界遺産は所詮観光目当てだ。 それなら観光資源に徹した世界遺産があっても良い。 世界観光遺産だ(名称は世界絶景遺産でも良いだろう)。 世界観光協会(そんなものがあればだが)主催で千カ所ほど選ぶと無数のツアーが組めるだろう。 星でランク付けを知るのも良いだろう。
そんな世界観光遺産の筆頭に推薦したいのが、東京都の孀婦岩だ。 陸地の周辺にはこの様なものは多数あるが、この様な絶海の孤島は他に無いだろう。 広漠たる海のただ中にたたずむ100mの岩峰の隔絶感は圧倒的だ。
北西太平洋をクルーズする観光船には是非立ち寄ってもらいたい。 特に日の出や日没時は素晴らしいだろう。 また上陸は熟練のアルピニストでも無ければ不可能なので、観光客に有らされることも無いのが良い。
AFPなどの記事によると、米国の砂漠地帯に映画「2001年宇宙の旅」に登場する「モノリス」に似た物体が出現したと話題になっているそうだ。
AFP記事;「米砂漠で謎の「モノリス」発見 正体めぐり奇説飛び交う」 発信地:ロサンゼルス/米国
BBC記事;「「2001年宇宙の旅」のモノリスに似た金属板、米ユタ州で発見」(こちらの方が写真が多い)
PBS記事;「Mysterious shiny monolith found in otherworldly Utah desert」
発見されたのはユタ州の砂漠地帯で、ヘリコプターで大角羊を調査中のチームが発見したそうで、宇宙人好きを中心にネットで盛り上がっているそうだ。 写真で見ると影の形から「モノリス」とは各辺の比率が異なり石碑と言うよりやや扁平な直方体あるいは柱状に見える。 最大の違いは色で、「光をまったく反射しない漆黒」の「モノリス」とは異なりステンレススチールのような灰色がかった色合いの金属色をしている。
発見場所を管理する当局は調査が必要かどうか今後検討するそうだが、座標を特定しようとグーグルアースを詳細に調べている人も多いことだろう。
追記(2020/12/01);
予想通りグーグルアースなどで場所を突き止めた見物客で賑わっていたそうだが、今日の報道で見るとモノリスは消失したそうだ。 誰かが盗んだのか、設置者が移動させたのか。 そんな神出鬼没もモノリスらしくて楽しめる。
COVID-19による自粛で、新たな番組が作れないせいか再放送が目立つ。 その中に「京都伝統のおもてなし」を紹介する番組がいくつもあった。 だが、それを見ていて感じたのは「京都伝統のおもてなし」は畢竟金持ちの旦那衆(裕福な町衆)のためのもので、庶民には無援だと言う事だ。
なぜならば紹介されるのは、高級料理旅館、高級料亭、そして座敷での芸子や舞子遊びで、これらは庶民には無援のものだ。 つまり「京都伝統のおもてなし」とは、「金持ちの、金持ちによる、金持ちのための」ものと言う事になる。
それならば、伝統の庶民のための京都のおもてなしというものはあるのだろうか?
海外ニュースで、エベレスト山頂に登頂順番待ちの大行列が出来ていると報じられていた。 映像でも確かに数百人いそうな行列が出来ていた。 行列が長すぎて安全な時間内に上れる人の数を遙かに超えているとも。
入山料目当ての地元政府が安全な限度を考えずに登山許可を発行しているとして、人数制限をかけるべきだというベテランの声も紹介していた。
長時間順番待ちをしている間に低酸素と寒さで体調を崩す人もいて、中には死亡する人もいるのだそうだ。 全世界的な登山ブームと、金さえ出せば誰でもエベレストに登れるという状況がこのような遭難を引き起こしているのだろう。
スカイツリーが完成した今も、東京の空を支配する塔は東京タワーのように私には思える。
理由はいくつかあるがその第一は立地にある。
芝公園の丘の上に立つ東京タワーは、周囲に広い空間があるため足を踏ん張って堂々と立ち、あたりを支配しているように見える。 これに対してスカイツリーは、ビルの隙間にちょこんと置かれた様で肩身が狭そうに見えるのだ。
建設費を抑えるためだったとは思うが、周囲に半径が塔の高さほどの緑地があればスカイツリーも堂々として見えるのにと残念だ。
Niftyニュースに転載されたJ-タウンネットの記事で「渋谷」の読み方の地域差を扱っている。 結論を言えば「渋谷」を「しぶや」と読むのは関東以外ではごく一部で「しぶたに」と読むのが主流だそうだ。
これは当然で、元々関東で「谷」を「や」と読むのは谷状の地形を「や」あるいは「やつ」と読んでいたためで、「谷」を「や」と読む地名が多数ある。 東京都区内だけでも「渋谷」のほか「世田谷(せたがや)」、「四谷(よつや)」、「市ヶ谷(いちがや)」、「千駄ヶ谷(せんだがや)」、「雑司ヶ谷(ぞうしがや)」、「谷中(やなか)」、「雪ヶ谷(ゆきがや)」、「碑文谷(ひもんや)」その他多数あり、逆に「たに」と読む地名は大久保利通が暗殺された「清水谷(しみずだに)公園」ぐらいしか思いつかない。 東京以外でも「熊谷(くまがや)」(熊谷市/埼玉県)、「亀ヶ谷(かめがやつ)」(神奈川県鎌倉市)、「扇ヶ谷(おうぎがやつ)」(神奈川県鎌倉市)などよく知られている「谷」を「や」あるいは「やつ」と読む地名がある。 また、日光の「大谷川(だいやがわ)」も同じ範疇だろう。
つまり「谷」を「や」と読むのは中世以前からの東国弁に由来し、関東以外の土地で「や」と読む場合があるのは、中世以降の戦国時代や江戸時代の国替えなどによる移住者が運んだものではないかと考える。
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