春が近づき、今年もスパティフィラムの花が咲き始めた。 我が家にやってきて40年近く、毎年早春から夏にかけて良い香りの白い花を咲かせてくれる。
スパティフィラムは兎に角丈夫な花で、ひどく乾燥させたり強い寒さに当てたりしなければあまり太陽が当たらない窓際で機嫌良くしてくれている。 むしろ日焼けしやすいのでレースのカーテン越しの方が良いようだ。
長く中断していたLPの取り込みを再開した。
昔のオーディオセットはまだ使える状態に維持しているので、再びこれを利用して取り込みを行う。
ターンテーブルはパイオニアのPL-1200だが、ダイレクトドライブなのでいまのところ異常なく動いてくれる。 ベルトドライブだったらベルトが劣化してこうはいかないだろう。 これはダイレクトドライブの強みだ。
オーディオセットはONKYOのLiverpool200シリーズで約40年前当時のセパレートタイプの普及型だったものだ。 ターンテーブルからの信号をプリメインアンプのLINEOUT端子から取り出してA/Dコンバーターに引き込む。
A/DコンバーターはローランドのEDIROL UA-3FXで、これも約20年前の製品だが特に問題も無く動作する。
PCはゲーム用に使っているWinXPのノートパソコンにUA-3FX用のドライバーと、これもWinXP用の取り込み用ソフトのSound it!を使用した。
この状態でLP片面を44.1MHzで一気に取り込むとバッファー不足の警告が出る事があるが、2回に分けて取り込めば良いので問題は無い。 ノートパソコンのレジストリ設定を変えてバッファーを増やせば済むことだが、そうするまでもなさそうだ。
ノートパソコンはデスクの空き容量もRAMも少ないので、こうして取り込んだデータをUSBメモリに移してデスクトップで曲ごとの分割やノイズ処理などを行っている。 これには Sounit 8 lite を使っていたが、PCの初期化やシステム変更を繰り返したりしている内に、アクティベーション回数を使い切ったとエラーメッセージが出てアクティベーションが出来なくなった。 ソフトのメーカーに連絡をすればナントカできそうだが、めんどうなのでフリーソフトの Audacity に変えてみた。 ざっと使ってみた限りでは問題はなさそうだ。 スパイクのイズ除去を行っても違和感は無いが、しいて言えばキューの複数設定機能があれば分割が便利になる。
これらに加えて、LP板そのものは全て50年以上前の物。 見たところ異常はなさそうだ。 よく保ったものだと感心する。
まだ10枚ほどの未取り込みPLがあるが、取り込み後の処理に時間がかかるので、1日1~2枚のペースでのんびり進めることにする。
EOS6Dを久しぶりに使おうとしたら、過放電でバッテリーが死んでいた。 電力の残りが少ない状態で、電池をカメラに入れたまま威年近く放置していたからだ。 そこで新品を高級仕様として驚いた。 純正品はドコモ在庫切れで、キャノンのサイトでも納品は3ヶ月以上先となっている。
在庫切れの理由は明示されていないが、恐らくコロナで中国の工場が動かないからだろう。 コロナの影響がこんなところにまでと驚いた。
ところで、予備の電池がないのでなんとかしなくてはならない。 サードメーカー品は何種類かある様だがその内のどれかをつなぎに一つだけ買って、数ヶ月後に純正品が出回ってきたらそれを買うことにしようかと考えている。
「全数把握見直し」と言っているが事実は「全数把握取りやめ(放棄)」で、日本の政治特有の言葉のごまかした。
それにしても、「患者増でもう手が回らないから止める」で「患者が減って必要がなくなったので止める」でないのは何とも情けない。 政府がコロナ対策はもうお手上げと言っているのに等しい。
厚労省からキャリヤ組を応援に出せば、現場がかなり助かるだろうに。 キャリヤ組がいなくても、実務を熟知したノンキャリ組で十分に業務は処理できるはずだ。
機能までは雀が食い散らかした花だけが根元に散らばっていたが、今日からは時折の強風で花吹雪になり花弁が地面を覆い始めている。
春の景色はほんの数日で大きく変わる。 家の周囲の様子から目が離せない季節が始まったようだ。 カメラを持って外出できるよう、腰を治さなくては。
神戸では冬が地震雲の季節だ。 移動性高気圧に覆われて上空の気流が安定しているときには、同時に何本もの直線上の雲が空を横切っているのが見られる。 時にはそれが30分以上も消えずに、ゆっくりと南東へ流れて視界から消えて行くこともある。
もちろんこれは本物の地震雲では無く、神戸の上空を西に向かって通過する旅客機の飛行機雲だ。 しかし時々これを地震雲だと言って新聞などに投稿する者もいて、朝日新聞が明石海峡大橋上空に現れた地震雲だとデジタルサイトに載せたことまである。 確かに見事に発達した飛行機雲だったが。
神戸の上空は西に向かう旅客機の航空路に当たっているようで、西に向かって延びて行く飛行機雲が多く見られる。 大抵は数分から数十分で消えるが、上空の気流が安定していると次第に太くなって行き、ゆっくりと流れて視界から消えて行くこともある。 地震雲ファンの方は、冬の晴れた風の弱い上空の空気が安定した日にしばらく空を眺めていると良い。 良く発達した地震雲そっくりの飛行機雲の写真が撮れるだろう。 ファンのサークルで自慢するのにつかえる。
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