皮ごと食べられるブドウ
朝刊の農業雑誌の広告に「皮ごとぶどう」とあるのに目を引かれた。恐らく皮ごと食べられるブドウのことだろう。
最近、春先にスーパーなどの店先で南米産のブドウを見かけるが、これは皮が薄く、種も柔らかいので丸ごと食べられる。米国でもこのタイプが多いようだ。巨峰などと較べると、味も香りもあっさりしているがさわやかでなかなかおいしい。
なぜか日本では種なしが普及したが、欧米では種ごと食べられる方向に品種改良が進んだようだ。ジベレリン処理が不要で、手間がかからないからかも知れない。好みの問題ではあるが、私はこのタイプのブドウの味は好きなので、夏に多湿な日本の気候にあった品種が開発されて、秋にも手に入りやすくなると嬉しい。
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