太陽の塔
万博が終わって大屋根を失った太陽の塔は寂しげに見えた。 しかし半世紀経った今、太陽の塔は周囲の森を従えて堂々と立っている様に見える。
翻って、今回の万博では半世紀後に何を残せるのだろうか。 大屋根リングの一部を残すとは言うが、太陽の塔ほどのインパクトを持たせるにはどんな工夫をすれば良いだろうか。
« April 2025 | Main | June 2025 »
万博が終わって大屋根を失った太陽の塔は寂しげに見えた。 しかし半世紀経った今、太陽の塔は周囲の森を従えて堂々と立っている様に見える。
翻って、今回の万博では半世紀後に何を残せるのだろうか。 大屋根リングの一部を残すとは言うが、太陽の塔ほどのインパクトを持たせるにはどんな工夫をすれば良いだろうか。
か現在の米価高騰の主原因がJAに依る売り惜しみである事が明らかになってきた。 JAの会長が価格は下げないと宣言しているが、これは備蓄米が在庫切れになるまで粘る作戦だろう。 在庫が無くなればJAの好きなように価格をつりあげられると言うもくろみと思われる。
そこで提案したい。 備蓄米の在庫が無くなれば、緊急輸入で対応してほしい。 JAが音をあげるまて。
野党の功名争いが激化している。 他党が成果をあげそうになるとあれこれケチをつけるのはみっともない。
特に国民民主の玉木氏は失言も多くみっともない事この上ない。 嫉妬深い性格なのかもしれないが。
以前の記事に対米関税交渉を急いではいけないと書いたが、米国の裁判所からトランプ氏には権限がないとの判決を出したことで状況は混沌としてきた。
以前の記事を書く際に、トランプ氏に議会を無視してこの様な命令を出す権限かあるのかが疑問だったのだが、それが具体的になってきた。
当然、トランプ氏は上訴してあらそうだろうが決着がつくまでは何ヵ月もかかる。 1年以上かかる可能性もある。 最終的にトランプ氏には権限がないとなった時に合意をどう扱うのか。 トランプ氏は課税の権限は無くても合意は有効だと主張するだろう。 そこまで考えると交渉を急ぐべきではない事は容易にわかるはずだ。
政府は交渉を急いではいけない。
トランプ氏は自由の女神像の碑文を読んだことが無いに違いない。 碑文には米国の精神が書かれているのだが、彼のしていることはそれを踏みにじるようなことばかりだから。
米価低下に反対する抵抗勢力が早速動き出した。
多くは良識派を装った「専門家」で、取引の透明性や実効性などに疑問をていする形で足を引っ張ろうとしている。 また古米だから品質に疑問が有ると言うものもいる。
しかし今は生活困窮者の救済が最優先だ。 長年補助金漬けで安穏を貪ってきた全農の利益確保は後回しで良い。 全農は米価吊り上げよりも農業の低コスト化の努力をすべきだ。 長年の円高に適応するため、血の滲むコストダウンの努力を続けて来た工業を見習うべきだ。 このままでは後継者不足が深刻化するという主張もあるが、それはむしろ経営規拡大によるコストダウンのチャンスでもある。 農業従事者の減少による全農の政治的影響力の低下など些細な事だ。
国民民主党の玉木氏が、財源の裏付けが明記されていない年金底上げ合意は無責任だと非難している。 しかし、彼は財源は政府と与党が考えることで国民民主党は知った事ではないて言い放った前歴がある。 このところ支持率が低下しているので、他党が実績をあげる事への反発からだろうが、一体どの口で言うのか?
日本の農業は補助金に慣れて、補助金依存症になっていないだろうか? 製造業は円高のつど厳しいコストダウンで乗り越えてきた。 しかし農業では厳しいコストダウンで価格低下に取り組んだと言う話しはほとんど聞いたことがない。 聞こえてくるのはブランド化で高価格を目指すと言うような話しばかりだ。 日本の農業は高コスト高価格を目指す事に安住して、コストダウンなど考えた事がないように思える。 一般消費者の生活が苦しくなっている現在、かつて工業製品で起きたように安けりゃ良いで輸入品が急増して農業の崩壊が起きない保証は無い。 農家と全農は過去に学ぶべきだ。
小泉氏が5kg2,000円台を目指すと宣言して、にわかに米価戦争が勃発した。
石破氏は3,000円台を目指すと表明していたが、これは4,000円未満の意味だったろう。 これは庶民にとってはお話にならない価格だが、4,000円でもまだ高くないと主張する全農にとってまだ受け入れられる範囲内だろう。 しかし小泉氏が打ち出した2,000円台、つまり3,000円未満という価格は到底受け入れられないものだろう。
そこで「抵抗勢力」の全農と小泉氏の戦争になるのだが、「農民も大変だから」と言う「良識派」と農水族に後押しされる全農も簡単には譲らないはずだ。 日本の農業の高コスト志向は改善すべきだと考える私は小泉氏を応援したいのだが、全農を押し切るのは容易ではないだろう。
頑張れ小泉氏。
高齢者に免許を返納させるのも良いけれど、車が無ければ生活に困る地域が少なくない。 自動車メーカーには高齢者が安全に運転できる車を開発してもらいたい。 AIを使って、過疎地や地方都市であればほぼ完全に自動運転ができる車がもうすぐ完成できると思うのだが。
トランプ氏の無法と戦うハーバード大を、分校を誘致する事で支援しよう。
ブランド信仰の強い日本人に選択肢を増やす事にもなるし、米国の自由な精神を救けることにもなる。 ブランド価値が低下する東大勢は反対するだろうが日本が世界に貢献する方法の一つとして良いと考える。
今日の政治家の用法では、「一定の」とは「僅かの」あるいは「ほとんど無い」を意味するようだ。
政府が米価について一定の値下がりを目指すと言うことは、値下がりはしないようにしたいという事だろう。
イスラエルを非難するとユダヤ人差別だと決めつけて非難される。 親イスラエル派はそれを利用してイスラエル非難を封じようとしている。
しかしナチスドイツ顔負けの殺戮を続けている現在のイスラエル国家は非難されて当然だ。 ユダヤ人差別との中傷を恐れるべきではない。
外免切り替えには一応チェックが有るが国際免許には何もない。 国際条約に加盟しているかだけで差別するのは賛成できない。
失言により短期で辞職に追い込まれた農水大臣が続いた事があったが、この大臣も辞任に追い込まれるかもしれない。
安倍政権以来、大臣が失言しても党や首相がかばって辞職させないのが慣例になってはいるが、今回の国民感情をさかなでする発言をかばうのはどんなものだろう。 参院選への悪影響は避けられないと思うのだが、党内力学が辞任させる事を許さないかもしれない。
国民感情を無視して派閥の利益を守ろうとするのかどうか注視していたい。
それにしても、彼は一体何を自慢したかったのだろうか? 大臣の役得?
追記2025/05/21:やはり辞任に追い込まれた。 選挙を戦えないと考える議員から強い圧力が掛かったことは想像できる。
米の値上がりの元凶がJAで有る事が見えてきた。 JAのトップが米価は高くない、値下げは不適切だとの発言があり、備蓄米放出で価格が下がらないようJAが操作している様子が明らかになってきた。
値下がりを期待しての備蓄米のほとんどを価格つりあげの元凶が買い占めているのだから、価格が下がるわけがない。 JA以外のルートでの放出を大規模に行うべきだ。
それでも下がらないのであれば、終戦後のようにおしゃもじデモやエプロンデモもおこなうべきだ。 もちろん男女共同参画でだ。
少子化対策もいろいろ提案されているが決め手に欠けるようだ。 しかし子供を産んでもらわなくては始まらない。 そこで子供を持つ方が有利である状況をつくらなければならない。
そのひとつとして、子供の数に応じて年収の壁を引き上げるのはどうだろう。 省をまたぐことになるので省の壁を破らなければならないが、そこは政治家の腕の見せどころだ。
全国的に学校の制服の無償化が広がっているそうだ。 しかし、それは必要なのだろうか?
私が学校に通っていた1950年代から1970年代、公立校のほとんどは制服が無かった。 まだ国民の多くが豊かではなかったので制服を買うことが家計を圧迫したからだ。 制服が値上がりして家計の負担になっているそうだが、それであれば制服を廃止するべきではないだろうか。
制服を廃止すると服装が華美になるなどと正論風の主張がでるだろうが、華美な服装をすると仲間から浮き上がって相手にされなくなるので、自然に収まるはずだ。
琴桜の成績がぱっとしない。
この数場所の様子を見ていると、受けて立つことが多いような気がする。 猛牛と呼ばれた先代の祖父のように、激しく前に出る相撲を取れば成績が上がるのではないだろうか。
最近、第三者委員会が多く利用されているが、その結論に首を傾げることも多い。 始めに結論ありきで、それに合わせて調査を行なっているとしか思えない例もある。
考えてみれば弁護士も商売だ。 大手メディアに支持されない、あるいは非難されるような結論は出せないのかもしれない。 しかしそれによって調査が歪められてしまうのであれば問題だ。
最近急増している無差別殺傷事件の背景は社会の閉塞感の高まりにあると思われる。 しかし故意に避けているのではないかと感じるほど大手メディアはこの問題は取り上げない。 韓国の若者が閉塞感に苦しんでいるような報道はあるが、実際には日本の状況も大差はない。 しかしメディアに現れるのはバブルの名残のような贅沢の話題ばかりだ。 政権への忖度があるのだろうか。
物価対策は国債を発行して行えと言う無責任な主張がまたでている。 これだけ国債が積み上がった現状でまだ国債をと言う主張にはあきれる。
国債は次の世代への付け回しでしか無い。 国債償還の為に余分な税金を払わねばならない次世代の事も考えるべきだ。
トランプ氏が敵視する米国の名門大学を日本に誘致しよう。 彼らに避難地を提供すれば、近年レベル低下が著しいと言われる日本の大学の底上げに役立つだろう。
最近、行事の幕開けに国歌を演奏することが多くなった。 しかしその演奏には不満が多い。
それは非クラシック系の歌手のほとんどが音程を外して歌う事だ。 聴いていて気持ちが悪くて仕方がない。 クラシック系ではない歌手はまともな訓練を受けていないからかもしれないが、プロの歌手ならば国歌ぐらいは正確な音程で歌ってほしい。
弱いと目をつけた国への恐喝を繰り返すトランプ氏だが、その任期は4年しかない。 だからまともにはとりあわず、適当にあしらっておくのが賢明だ。
ただ、心配な事もある。 トランプ氏はプーチン氏同様に終身大統領に色気があるようなので、支持者をあおって暴動を起こさせる可能性を否定しきれない。 最悪の場合にはトランプ支持ねクーデター派と反対する民主派との内戦になりかねない。
市民戦争(アメリカでは南北戦争をこう呼ぶ)の再現はごめん被りたいのだが。
Recent Comments