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September 17, 2023

オーバーツーリズム対策

観光客が増えすぎて、あちこちで市民の生活に障害が出ている。 しかし政府はさらに大勢の外国人観光役を誘致しようとしている。 その結果どうなるかは明らかだ。 観光関連業者は潤うが市民は暮らしにくくなるだろう。 だが、政府オーバーツリズム対策には関心がない様子だ。 地元が潤うから良いではないかと言うことなのだろう。

しかし市民の生活に困難が生じるようでは本末転倒だ。 そこでどうすれば良いのか。

そのひとつは市民生活と観光客を分けることだ。 たとえば、神戸市では観光地を結んで循環するバス、「シティループ」を運行している。 これを利用すれば、観光客は1日均一料金で効率よく観光スポット間を移動することが出来る。 一方、市民は観光客がいないのでバスを混雑無しに利用できるし、観光客の殺到でダイヤが狂うこともほとんど無い。

他にも手段はいろいろあるだろうが、オーバーツーリズムから市民生活を守る方法として、市民と観光客の動線を分離することをもっと考えて良いのでは無いだろうか。

また、京都の錦市場のように観光地化して市民の会ものに支障が出ている場合に、地元市民以外からは入場料を取ると良いだろう。 地元住民にはIDカードを発行して自由に入れるが、観光客はゲートで入場料を取られるようにすれば良い。 観光業者は理屈をこねて文句を言うだろうが、増えすぎた観光客によって地元民の足が遠のくのは減せ愚ことができる。 これは市場で営業する店舗にとっても良い事だと思う。 

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