日米の違い(野球偏)
米国では野球を見てプレーを楽しみに行く。
日本では野球を応援に行く。
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米国では野球を見てプレーを楽しみに行く。
日本では野球を応援に行く。
昭和30年代中頃(1970年頃)まで、大部分の庶民はそれぞれ地域の生活共同体の中で暮らしていた。 そこでは、いまは行政その他から有料で受けるしか亡いサービスが、「困った時はお互い様」の精神に基づく相互補助で無料で受けられていた。 たとえば、母親が病気で伏せると近所の主婦達がおかずをお裾分けして子供達が飢えることがないように気を配っていた。 また、親が子供を置いて出かけなければならない時には同年代の子供を持つ家にあずかってもらうことができた。 このほかにもそれぞれが各人に出来る生活支援を与え合っていた。
この生活共同体に参加するにはそれなりのプロトコールが有り。それは伝統的な作法として継承されてきた。 たとえば引っ越しの挨拶もその一つで、共同体への参加申し込みの意味になる。 また、生まれた子供のお披露目も子供を共同体に参加させてくださいとの意思表示になる。 お披露目を受けた共同体員は子供に触れたりなでたり抱いたりするが、これがこの子を仲間として受け入れると言う意思表示になるし、子供もメンバーに慣れることができる。 さらに子供が外で遊べるようになると地域の子供グループに入れて貰え、そこでは仲間内のルール、危険を回避するための知識などを年長者が教えた。 また、年長児はグループ内でいじめが発生していないか目を配り、子供の間の良好な関係を維持する役割も負っていた。 子供達はこれを順繰りに担うことで社会性を身につける事にもなっていた。
しかし1970年頃から地域生活共同体が壊れると、この様な習慣も徐々に消えて言ってしまった。 近所の住人が子供に振れることを拒否する母親もいるようだ。 これは以前であれば、私はあなたを仲間と認めないと言う意味になっていたのだが、今はそもそも近所の住人を仲間と認めない風潮が強いのでこれは当然のことかも知れない。
それはともかく、地域生活共同体が崩壊してしまったので住民相互の無償支援サービスもなくなった。 このためいまは行政や民間企業に金を払ってサービスを受けるしか亡い。 女性が主婦でなくなり時間が無いから当然なのかも知れないが、果たして収入以上の費用をこの様なサービスを受けるために払わなければならないのは不合理な気がしないでもない。 女性が自由になるためのコストと考えれば良いのかも知れないが。
昨日までは見られなかったが、今日は金剛生駒山系の向こう側の奈良盆地に積乱雲が幾つも立ち上がっている。 中には見事な鉄床雲もある。 我が家から見る大阪湾の風景もやっと夏らしくなってきた。
数日前からはクマゼミの「セミ土砂降」りも本格的になって、窓を開けているとテレビの音が聞こえない。
気象台が近畿地方の梅雨明けを発表した。
確かに晴れ上がって夏らしい空にはなったのだが、どうも少しおかしい。 それは風が北東の風になっていることだ。 通常梅雨が明けると風は南西よりになるのだが。
そう思って天気図を見ると、梅雨前線は北上して消えたのではなくまだ南海上に頑張っている。
もしかすると後で梅雨明けの訂正があるかも知れない。
今日の空は昨日までとは打って変わって高く晴れ上がり、ほとんど雲も無い青空から強い夏の日差しが照りつけている。 天気予報ではまだ前線が南下する見込みとのことだが、気象台が梅雨明けを発表する前の時代であれば誰もが梅雨が明けたと感じるだろう。
昔は梅雨が明けた後、再び雨が戻ると戻り梅雨と呼んだ。 現在でも戻り梅雨の表現は使っても良いのではないだろうか? いろいろ言ううるさ方はいるだろうが、昔流も悪くはない。
今年始めてクマゼミの鳴き声を聞いた。
予想通り雨の翌日の晴天。 早朝は一度に数秒づつだったが、時間が経つにつれて10秒以上続けて泣けるようになった。
今日はまだ一匹だけでが、数日後には大合唱になるだろう。 セミ時雨ならぬセミ土砂降り。 これから一ヶ月ほどは朝寝が出来ない日が瑠尽く。
(2023/07/07)今日も風景は真っ白だ。 逸馬なら夕方日が傾くと視界が良くなるのだが今日は今日はひどくなるばかり。 だがメディアも行政もスモッグには知らぬ顔だ。 熱中症とされている被害の中には、効果が楠もっづに酔って起きている、あるいは症状がひどくなっている例もあるのではないだろうか。
明日は雨になりそうだ。 雨が上がればクマゼミが鳴き出すだろう。
雲一つ無く真っ白に晴れ上がった夏空。 光化学スモッグの塊のように見える。
例年そろそろクマゼミが鳴き始める。 一雨有れば翌日から合唱が始まるだろう。 朝寝が出来ない季節の始まりだ。
半世紀前、梅雨と言えば降ると無く止むと無く、細かい雨が連日続き、合間に晴天とやや強い雨があるのが普通のパターンだった。 それは梅雨前線が東西に緩やかにうねって横たわり、南北の高気圧の力の変化によって全体が南北に移動していたからだ。 しかし今は梅雨前線が大きく蛇行して、その屈曲部に暖湿流が集中して流れ込むため、集中豪雨が増えているようだ。 これが何に起因しているのかは素人の私には知りようがないが。
いずれにしても梅雨の様相が様変わりし、それによって洪水被害が増えているようには見える。
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