イフルエンザ予防にマスクの有効性が証明された
以前、マスクが新型コロナ同様にインフルエンザの予防に有効だと書いた。 有効な理由は、冬の低温と乾燥による鼻粘膜の免疫力の低下を防ぐからだとしたが、最近その考えを支持する学術論文を米国の研究チームが発表したそうだ。
CNN記事;「冬にかぜが流行するのは「鼻の中の免疫低下が原因」 米研究チーム,2022.12.07 Wed posted at 18:59 JST
記事によると、寒い季節になるとかぜやインフルエンザ、新型コロナウイルスに感染しやすくなるのは、鼻から入るウイルスなどを取り除く免疫作用が大幅に弱まるのが原因だという。 日本人はこれを経験的に知っていて、昭和初期のスペイン風邪以来冬になるとインフルエンザの予防にマスクを着用してきた。 最近は、欧米人がマスクをしないのに日本人だけがマスクをするのは異常だと主張する者もいるが、今回の研究報告で日本人の正しさが証明されたかたちだ。
今後欧米の寒冷地では、インフルエンザ予防にマスクをするものが増えるかもしれない。
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