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October 10, 2022

クリミア大橋爆破に関する疑問

情報が増えるにつれてだんだん疑問が湧いてきた。

その1は、何故爆破されたのがあの場所なのかと言う事だ。 直後の映像では大被害を受けたように見えたが、その後の情報では被害はさほど大きくないことが分かってきた。 道路橋の一方が落橋したが片側2車線分はほぼ無傷だ。 すでに残った片側を使って双方向の交通が再開されている。 また、高さが低く海面に近いので、野戦用仮橋の技術を使えば二週間ほどで仮復旧が出来るだろう。 つけ加えると、アーチ橋の部分は両方向が一体のようなので、関空連絡橋で行った様にここで車線を渡らせることも出来る。 また少し東に行けば陸上になるので、ここで渡りのための仮橋を架けるのは簡単だろう。 と言う事で、道路橋の通行上の被害は見た目より軽微と考えられる。

さらに、鉄道橋の被害も軽微なようだ。 橋桁が焼かれて変形しているのではないかと思ったが、すでに反対側の線路を使って運行が再開されていると言う事なので、橋桁の被害は実質的にはなかったのだろう。 残骸は数日で撤去できるだろうから全面復旧に日数はかからないだろう。

もし爆破がアーチ橋の部分で行われていたら自動車橋は双方向とも破壊され、最悪はアーチも破壊されたろう。 そうなれば復旧には年単位の時間がかかることになったはずだ。 何故あの場所なのかと疑問を感じたのはこの為だ。

その2は、使用された爆薬がさほど多くはなさそうだと言う事だ。 テレビの解説者の中には1ton以上という人もいるが、私にはせいぜい250kg程度に見える。 隣接する東行きの道路橋がほとんど無傷に見えるからだ。 徹底的に橋を破壊するつもりであれば、もっと大量の爆薬を使ったのではないかと言うこと。

その3は、かなり距離が離れているにも貨物列車のタンク車が引火したことだ。 30m以上離れている場所での爆発で、しかも高さが大きく異なるのにそれほど簡単に引火するものだろうか。 しかも隣の道路橋がほとんど無傷な程度の爆発でだ。 それともロシアのタンク貨車はそれほどヤワなのだろうか。

と言うわけで、私には本気で大被害を与えるつもりがあったのだろうかという疑問が湧いたのだ。 もちろん実行者の限界でああなったことも考えられはするのだが・・・・。

追記(2022/10/11);
爆発の瞬間の動画を見返している内に、爆発の瞬間には爆発したとされるトラックは既にスロープを上り始めている事に気がついた。 しかし破壊されたのはずっと手前の海面に近い水平部でスロープからは離れている。 つまりトラックは橋の爆発とは無関係の可能性がある。 これを確認したいのだが、爆発の火炎が収まった後の画像は見つからない。

また、大規模な火炎に比較して対向車線がほとんど無傷なところを見ると、爆発物の威力は小さいようだ。 素人の目だが、映画の撮影で使われる火炎は派手だが威力は小さい爆発物のようにも見える。 多数の火の粉が舞っている事も高性能火薬のイメージとは合わない。

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