円買い介入額
財務省は31日、政府・日本銀行が9月29日~10月27日の約1か月間に行った外国為替市場での市場介入額が、6兆3499億円に上ったと発表したそうだ。 ドル円レートの動きから、政府が小刻みな介入を繰り返して145円/ドル近くに維持しようとしていると見ていたがやはり小刻みな介入も行っていたようだ。
しかしながら、レートは円売りに押されてじりじりと下げ続けている。 このまま超低金利政策を続けると言っていれば、早晩再び150円/ドルを超えるだろう。
政府・日銀が円買い介入をして円を引き上げる度に、投機ファンドは安値で買った円を高値で売って利ざやを稼いで利益を出す。裏返すとそれは政府・日銀の損失だ。 政府・日銀がいつまでそれを続けていられるのだろうか。 いつかは超低金利政策を止めると言わざるを得なくなるだろう。
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