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October 2022

October 31, 2022

円買い介入額

財務省は31日、政府・日本銀行が9月29日~10月27日の約1か月間に行った外国為替市場での市場介入額が、6兆3499億円に上ったと発表したそうだ。 ドル円レートの動きから、政府が小刻みな介入を繰り返して145円/ドル近くに維持しようとしていると見ていたがやはり小刻みな介入も行っていたようだ。

しかしながら、レートは円売りに押されてじりじりと下げ続けている。 このまま超低金利政策を続けると言っていれば、早晩再び150円/ドルを超えるだろう。

政府・日銀が円買い介入をして円を引き上げる度に、投機ファンドは安値で買った円を高値で売って利ざやを稼いで利益を出す。裏返すとそれは政府・日銀の損失だ。 政府・日銀がいつまでそれを続けていられるのだろうか。 いつかは超低金利政策を止めると言わざるを得なくなるだろう。

October 29, 2022

無題

道路は隣の村や街に連れて行ってくれる。
鉄道は日本のどこへでも連れて行ってくれる。

鉄道の駅が出来て、自分の村がやっと日本の一部になったと感じた人もいただろう。
今、廃線によってそんな地域は・・・・

October 28, 2022

ロシアが防空壕整備を進めている

東京新聞の記事によると、ロシアが各地で防空壕の整備を進めているという。

記事;「戦闘激化の前兆か? ロシア各地で防空壕の準備進む 病院や集合住宅の地下室を避難所、シェルターに2022年10月28日 19時40分

記事によると、冷戦時代に作られた核シェルターなどを点検整備するよう命令が出ているそうだ。 これが何を意味するのか、また例によって偽旗作戦の準備なのか、動員令拡大の準備なのか、それとも何か特別な意図があるのかは不明だ。 もしかすると、放射性物質をまき散らしてウクライナが汚い爆弾を使ったと主張する準備なのかも知れない。

October 26, 2022

日本経済は体質改善が急務

今、日本経済が直面している困難の原因は、輸入に依存しすぎていることかも知れない。

商業だけでなく、工業も農業も輸入原材料への依存度が高い。 たとえば工業分野では鉱物資源だけでなく部品の多くも輸入に頼っている。 農業でも化学肥料のほか家畜の飼料も輸入穀物に依存している。 従ってこれらの価格が上がれば、産業はたちまち困難に直面する事になる。

工業製品の原材料も、国内調達ができているものですらその原材料は大半が輸入に頼っている。 したがって輸入価格が上昇すれば全てのコストが上昇する。 多少の上昇であれば経営努力や技術の改善で吸収できるが、今回のように30%を超える円安となればとても吸収はしきれない。

それを緩和するには、原材料費に占める国内コストの比率を高めることだ。 為替レートが大きく変動しても、国内でかかる経費の変動は小さい。 だからけんかに占める国内費用が多ければ多いほど変動に対する耐性は増える。 これまではブランド化で高く売れるからなどの理屈で、省力化にに伴う購入品増加よるコストアップは目をつぶってきたが、これほど輸入価格が上がるとそうも言っていられない。 何か名目を付けて高く売るにも限度がある。 だから多少手間をかけても購入品コストを減らす事も考えるべきだと私は思う。

ブランド化して高く売るからコストが上がってもよいと無理に省力化するのは、ほどほどにすべきだろう。

October 24, 2022

文化財修復に関する私見

蒸気機関車など工業製品の文化遺産の修復や復元には厳しい制約があり、このままでは修復や動態保存が不可能になる日が来そうだ。

蒸気機関車の修復での最大の問題点は、傷んだボイラーの修復に厳しい制限があると言う点だ。 長年火で焼かれて脆化した火室やボイラーの壁を肉盛りでしか修復出来ない。 これは部分的部材交換や部分的新造が法的理由によってほぼ不可能だからだ。 なぜならば部材交換や部分的新造を行おうとすると、現在の安全基準が適用されるためオリジナルの形では修復出来ないのだ。 これが老朽化した蒸気機関車の修復や復元を難しくしている。

そこで提案したいのは、蒸気機関車のように大量に製造され大した事故もなく運用されていた装置の復元は、製造時の安全基準で出来るようにしたいと考える。 また、レプリカの作成も当時正規の形式認証を得ていたものは当時の安全基準で制作を可能にしてほしいと考えている。

流行は循環する

一時、自動車のフロントグリルを小さく目立たなくするのがトレンドだった。 しかし最近はフロントグリルを巨大化してダース・ベイダーのマスクのようにするのが流行のようだ。

自動車の歴史を振り返ってみると様々な流行が有り、グリルも時代によって大きくなったり小さくなったりしている。 今後数年は巨大グリルがはやるのだろうが、その後はどうなるのだろう。 電気自動車になれば原則としてラジエターは不要なので、ラジエターの保護から出発したフロントグリルは不要になる。

はたしてフロントグリルはどう変化して行くのだろうか。

山際経産大臣ついに辞任

統一教会との関係で突出していると見なされた山際経済産業大臣がついに辞任を決めたと報じられている。 岸田首相が引き留めていたのか、それとも辞任を求められていたのに粘っていたのかは分からない。 しかし山際氏の後追いになる可能性がある閣僚は何人もいるので、彼一人の犠牲で収束できるのかは不透明だ。

連鎖辞任の恐怖に怯えている閣僚はいるだろう。 その内の何人かには、既に野党とメディアが狙いを定めているかも知れない。 一人ずつ時間をかけて撃破して行くのは、「人の噂も・・・」に期待して来年の統一地方選までの事態沈静化を望む自民党の戦略を覆すには良い方法だろう。

「汚い爆弾」は国内向け宣伝?

ウクライナが放射性物質を混入した汚い爆弾を使おうとしていると、ロシアがEUなどにアピールしようとしていると報じられている。 だがウクライナには自国領内でそのようなものを使う理由が何もない。 逆にウクライナ全土を焦土にしようとしているかに見えるロシアには使う理由がある。

これは、降伏しなければ使うぞ、ウクライナには人が住めないようにするぞ、と言うロシアの警告と受け取るべきなのだろうか?

今後心配なことが一つある。 それは、ロシア軍がサボリージャ原子力発電所からの撤退に追い込まれたとき、原子力発電所の私設、なかんずく原子炉を爆破するのではないかと言うことだ。 これまでも撤退に追い込まれた地域ではインフラの破壊を行ってきたロシア軍だけに心配だ。

追記;
ロシアの主張を見ていると、悪いのはウクライナでロシアは悪くないという趣旨のものが多い。 これは第2次大戦時の日本の国内向け宣伝「鬼畜米英」とよく似ている。 その観点から見ると、対外的に自分たちの正当性を主張している様に見えるが、実際は指導部の立場を守るための国内向け宣伝と考えて良さそうだ。

October 23, 2022

自民党は叩かれ足りていない(鉄は打てば打つほど良くなる)

安倍政権時代、印象操作で自民党を叩くのは悪いことと言うイメージを説くに若い人に植え付けてきた。 これは安倍氏が批判されることを嫌ったからだが、その結果自民党政権はすっかりなまくらになってしまった。

鉄は良い製品にしようと思えばくり返し打たねばならない。 打たなければ不純物や欠陥が取り除けない。 繰り返し打つことによって轍は品質が良くなる。 しかし、繰り返し打たれなかったことによって、自民党はすっかりひ弱でなまくらの質の悪い政党になってしまった。

これをかつてのような柔軟でたくましい政党に戻すには、繰り返し批判することで鍛錬しなおさなければならない。 少しの批判にも耐えられなかった安倍政権時代とは異なり、批判を受けてもそれを正面から受け止めて討論する事で自らを改善できるたくましい政党になって欲しい。

October 21, 2022

それが日本文化

欧米諸国、あるいは中国や朝鮮でも、各国は極力記録を残す努力をしてきた。 それが自分たちに不都合な事実であってもだ。 だから、各国には整備された記録保管所が有り、それは国や民族の歴史を後世に伝える為のものとして大切にされている。

しかし日本は極力記録を残さない努力をしてきた。 一次記録は消し去り、記録作成者に都合の良い事だけを抜き出して記録として残す。 不都合な事実は後世に残さない、それが日本文化だ。

だから日本の各機関は必要最小限の、それ無しでは業務に差し支える記録以外は速やかに廃棄して来た。 裁判記録もその冷害ではない。 つまり国立公文書館は有名無実の存在になるべく最初から規定されているのだ。

October 19, 2022

ロールス・ロイスはお化けがお好き

ロールス・ロイスが高級EVを発表したそうだ。 その車名は「スペクター(Spectre)」英語で幽霊という意味だ。

ロールス・ロイス車はお化けが好きなのか、「ファントム(妖怪)」、「シルバーゴースト(銀色の精霊)」などと言う車名もある。 まだ日本のメーカーが高品質の大型車を作れなかった時代、天皇陛下の御料車が「ファントム」だった事があるように記憶している。

ドローン攻撃

ウクライナ軍はロシア軍の神風ドローン攻撃に手こずっているようだ。

攻撃するものにとってドローンが有利な点は他の攻撃手段に較べて圧倒的に低コストなことだ。 ミサイルであれば一発数百万から数千万円かかるが、ドローンであれば数十万から入手できる。 しいて欠点を言えば爆弾搭載量が少ない点だが、これも数で補える。

さらに一度に多数のドローンで攻撃すれば、敵の防空ミサイルを使い果たさせてしまえる可能性もある。 巡航ミサイルと異なり、ドローンは安価なのそんなことも可能だ。 例として、日本に千機の神風ドローンが殺到してきた場合、その全てを撃墜することは出来ないだろうし、恐らくそれで防空ミサイルを使い果たしてしまうだろう。 また、巡航ミサイルに較べて小型で非金属製部分が多く、さらに低空を飛ぶドローンはレーダーで捕捉しにくいだろう。 これもまた全てを迎撃することを難しくする。 日本はそのような攻撃も想定して準備しておく必要がある。

補足1;
何年か前のことだが、米国で軍事施設周辺に誰かが飛ばしたドローンをパトリオットミサイルで撃墜した事件があった。 これは高価な防空ミサイルを消耗させる安上がりな方法だとして話題になった。 何しろせいぜい数十万円のドローンに、一機数億円と言われるパトリオットミサイルを使わせるのだから。 対ドローン用に安価な対空ミサイルが必要だと言う事かも知れない。

補足2;
技術の進歩でドローンが自立飛行できる距離は飛躍的に伸びている。 日本でも同様で、これは科学観測目的だが、静岡県から約1,000km南の西の島までを自立で往復させたグループがある。 西の島上空で詳細な地形観測飛行を行っているので、総飛行距離は2,200km近いだろう。 所要時間は9時間だったそうなので、250km/時近い巡航速度だったことになる。

日本にはドローンに好適な模型用のレシプロエンジンやジェットエンジンがあるので、これらを使って安価な攻撃/偵察用ドローンが作れそうだ。 別の言い方をすれば、模型用エンジンも軍事転用可能物資として輸出管理が必要だと言う事になる。

October 18, 2022

敵の敵は味方

昔から言われる「敵の敵は味方」という言葉は今でも生きているようだ。

だから米国と敵対するイランはやはり米国を敵とするロシアを支援し、イランを敵とするイスラエルはイランと結んでいるロシアを敵とするウクライナを支援する。 最もイランは支援ではなく商売だと主張しているようだが。

October 16, 2022

イランの国家基盤が揺らぎ始めた?

女性に対する国家権力の虐待がきっかけでイランの国家基盤が揺らぎ始めた様に見える。

スカーフの付け方で逮捕された若い女性が逮捕中に死亡し、さらにそれに抗議する書き込みを行った若い女性の死亡が続いた為デモが急拡大している。 イスラム教では女性は男に属するもので男に従わねばならないことになっている。 しかし今、怒れる女性達が街に出てデモを行い、それを支援する男も動き始めている様だ。 今後どうなるのかはまだ分からないが、女性達の怒りが国家を揺るがした事例は歴史上何度もある。

女性の怒りに直面したイランが今後どうなるのか、注視していたいと思う。

追記(2022/10/17);
女性達の反政府運動以外にも、いくつものデモや騒乱が報じられるようになってきた。 地下でマグマが沸き立ち始めているような今のイランだ。

マスクをしよう

この週末、新規感染者の減少が止まったように見える。 政府のマスク不要指導と観光奨励が原因でなければよいのだが。 次週の動向が気になる。

増加が続くようであれば、やはりマスク無しのガイドラインは先走ったことになると言われても仕方が無い。 自分で判断して、リスクが高い状況ではマスクを着用し続けることにしよう。

さらにインフルエンザが大流行すると予想されているそうだが、インフルエンザ予防は100年以上「マスク、うがい、手洗い」が推奨されている。 それが有効である事は、コロナ対策でほぼ全員がマスクをしていた2年間、インフルエンザが流行しなかったことが証明している。

秋型花粉症の人は今から、花粉症がない人は12月初頭から、従来通りマスクをするほうが良さそうだ。

October 14, 2022

ブレーキが利かない

富士山で横転事故を起こしたバスがある。 運転手がブレーキが利かないと言っていたと添乗員が証言しているという。 この言葉についてテレビのニュース方やネットでは様々な憶測発言が氾濫している。

一口にブレーキが利かないと言っても、そこには様々な原因や条項が考えられる。

まずブレーキが作動しなかったらどうか? これは明らかにブレーキが利かない状態であるが、不作動の原因が幾通りも考えられる。 昔からよく知られている原因の一つはブレーキの過熱だ。 過熱によってブレーキの効きが悪くなる原因はいくつかある。 ひとつはブレーキフェードでありもう一つはベーパーロックだ。 さらに大型車でエアブレーキ(空気式ブレーキ)を装備している場合は空気圧不足もあり得る。

ブレーキフェードはブレーキドラムが過熱する事で発生し、二つの現象が関与している。 ひとつはドラムの温度が上昇することによってドラムが熱膨張して内径が増えることで、この為ブレーキシューをドラムに押しつける圧力が減少して効きが悪くなり、最悪はシューがドラムに届かなくなる。 こうなるとブレーキは全く利かない。 ただしこれは円盤を両側から挟んで締め付けるディスクブレーキでは起こらない。

ブレーキシューの表面にはブレーキパッドが張られており、これは適切な摩擦力と耐久性を持たせるため様々な材料をフェノー樹脂で固めて作られている。 フェノール樹脂は熱硬化性樹脂であるので熱で軟化することはないが、極度の高温が続くと熱分解して強度が低下する為摩耗が激しくなる。 従って常習的にブレーキを酷使しているとパッドがなくなってブレーキが利かなくなることはあり得る。

ベーパーロックはブレーキ系統のパイプやホース中に気泡が生じて、ブレーキシューに油圧が正常に伝わらなくなりブレーキの利きがが悪くなる現象だ。 油圧系統内に気泡が生ずる原因は、一つは整備時の脱気不良で気泡が残った場合。 また、オイルに水分が混入した場合にもブレーキの熱で水分が気化して生じる。 さらにブレーキを酷使し続けていると作動油が熱分解して泡を生じる場合もある。 ただし圧縮空気で作動するエアブレーキではオイルを使わないのでベーパーロックは発生しない。

このほかにドラマではブレーキの油圧系のキャップを緩めておき、走行中に次第にオイルが抜けてブレーキが利かなくなって事故を起こさせるというものをよく見かける。 もちろん故意にキャップを緩めなくても、オイル交換作業後にキャップの締め付けが不十分だと走行中に緩んでオイルが漏れ出す可能性がないわけではない。

さらにエアブレーキを装備している大型車の場合、コンプレッサーの不調やブレーキの使いすぎで空気圧が不足するとブレーキの利きが悪くなる。

また、大型車両には油圧やエアブレーキの他に排気ブレーキを装備しているものが多い。 これは排気管の一部または全部をふさぐ事でエンジンブレーキを強化するもので、長い下り坂で用いられる。 作動中は後部に排気ブレーキ作動中という表示灯が点灯するものが多い。 これも、何らかの理由で動作不良になればフットブレーキに頼らざるを得なくなる。

ただしブレーキに問題が無くてもブレーキの利きが悪くなることはしばしば起こる。 それは路面が凍結している、路面に砂や泥が流れこんでいるなどの場合に起こり得る。 雨後の山道に砂や泥が流れ込んでいて、ブレーキを踏むと片効き状態になってヒヤリとした経験がある人もいるだろう。 片効きがひどいと進路の維持は困難になる。 さらに道路全面が砂や土で覆われているとそのまま直進してしまう事もあるだろう。

今回の事故現場は砂防ダムの工事中だそうなので、雨で流れた砂や泥が路面を覆っていた可能性にも留意する必要があるだろう。 また、テレビの画像では路肩に濡れた落ち葉が積もっている様なのでこれに乗ってスリップした事もあり得る。

いずれにしてもテレビの報道だけでは、バスがどんなブレーキを装備していたのかを含めて情報不足で、今のところ部外者の憶測にしかならない。

キンモクセイ(2022)

最低気温が20℃以下の日が続いてキンモクセイが咲き始めたようだ。 花粉症対策でマスクがはなせないのだが、窓を開けると香りが感じられるようになった。 花期が短い花だが1週間ほどは香りが楽しめそうだ。

ただマスクをしないで外に出ると咳が止まらなくなる。 去年まではなんともなかったので香りが十分に楽しめたのだが残念だ。

October 10, 2022

クリミア大橋爆破に関する疑問

情報が増えるにつれてだんだん疑問が湧いてきた。

その1は、何故爆破されたのがあの場所なのかと言う事だ。 直後の映像では大被害を受けたように見えたが、その後の情報では被害はさほど大きくないことが分かってきた。 道路橋の一方が落橋したが片側2車線分はほぼ無傷だ。 すでに残った片側を使って双方向の交通が再開されている。 また、高さが低く海面に近いので、野戦用仮橋の技術を使えば二週間ほどで仮復旧が出来るだろう。 つけ加えると、アーチ橋の部分は両方向が一体のようなので、関空連絡橋で行った様にここで車線を渡らせることも出来る。 また少し東に行けば陸上になるので、ここで渡りのための仮橋を架けるのは簡単だろう。 と言う事で、道路橋の通行上の被害は見た目より軽微と考えられる。

さらに、鉄道橋の被害も軽微なようだ。 橋桁が焼かれて変形しているのではないかと思ったが、すでに反対側の線路を使って運行が再開されていると言う事なので、橋桁の被害は実質的にはなかったのだろう。 残骸は数日で撤去できるだろうから全面復旧に日数はかからないだろう。

もし爆破がアーチ橋の部分で行われていたら自動車橋は双方向とも破壊され、最悪はアーチも破壊されたろう。 そうなれば復旧には年単位の時間がかかることになったはずだ。 何故あの場所なのかと疑問を感じたのはこの為だ。

その2は、使用された爆薬がさほど多くはなさそうだと言う事だ。 テレビの解説者の中には1ton以上という人もいるが、私にはせいぜい250kg程度に見える。 隣接する東行きの道路橋がほとんど無傷に見えるからだ。 徹底的に橋を破壊するつもりであれば、もっと大量の爆薬を使ったのではないかと言うこと。

その3は、かなり距離が離れているにも貨物列車のタンク車が引火したことだ。 30m以上離れている場所での爆発で、しかも高さが大きく異なるのにそれほど簡単に引火するものだろうか。 しかも隣の道路橋がほとんど無傷な程度の爆発でだ。 それともロシアのタンク貨車はそれほどヤワなのだろうか。

と言うわけで、私には本気で大被害を与えるつもりがあったのだろうかという疑問が湧いたのだ。 もちろん実行者の限界でああなったことも考えられはするのだが・・・・。

追記(2022/10/11);
爆発の瞬間の動画を見返している内に、爆発の瞬間には爆発したとされるトラックは既にスロープを上り始めている事に気がついた。 しかし破壊されたのはずっと手前の海面に近い水平部でスロープからは離れている。 つまりトラックは橋の爆発とは無関係の可能性がある。 これを確認したいのだが、爆発の火炎が収まった後の画像は見つからない。

また、大規模な火炎に比較して対向車線がほとんど無傷なところを見ると、爆発物の威力は小さいようだ。 素人の目だが、映画の撮影で使われる火炎は派手だが威力は小さい爆発物のようにも見える。 多数の火の粉が舞っている事も高性能火薬のイメージとは合わない。

October 09, 2022

見捨てられたF-1

今日はF-1日本グランプリの日だが。番組表にはライブ中継が見当たらない。 私が若かった頃は日本グランプリとなると大騒ぎだったのだが、それが嘘のようだ。 もっとも自動車やオートバイのレース全体の人気がなくなってはいるのだが。 さらに言えば自動車やバイクも人気が低落し、生活に余裕が出来た年配者の再参入によって支えられている状態のようだ。 東京都が呼ぼうとしているフォーミュラeも開催費に見合う客を呼べるかどうか疑わしい気がする。

October 08, 2022

プーチン氏はどうする?

プーチン氏が攻撃を受ければ核兵器を使うと言っていたクリミア大橋が攻撃を受けたようだ。 通信社の映像では、道路橋の片側が崩落し、鉄道橋も火で焼かれたた橋桁が少し変形しているように見える。 当面道路橋の片側は使えるように見えるが、鉄道橋を含めた全体の修復には半年以上かかるだろう。 その間、ロシア軍の補給には大きな影響が出そうだ。

さて、攻撃されれば核兵器を使うと言っていたプーチン氏はどう出るのだろうか。 核兵器を使用しないことを祈りたい。

補足(2022/10/09)
破壊されたのは本土側かと思っていたが、その後情報を集めてみるとクリミア半島側から最初の海上部である事が分かってきた。 また、ロシア側は橋の通行を再開したと発表している。 当面は道路鉄道とも片側通行で行うのだろう。

インフルエンザ対策

過去2年インフルエンザが流行しなかった理由は明らかだ。 それは新型コロナ対策で、人のいる場所では皆がマスクをしていたからだ。 インフルエンザも新型コロナも咳やくしゃみ、つばきなどで感染する。 だからコロナ対策がインフルエンザ対策を兼ねていたのでインフルエンザが流行しなかったのだ。

よって、インフルエンザを避けるためには、過去ふた冬のコロナ対策を続ければよい。 もちろん、ワクチン接種を受けられる人は受けるに越したことはないのは当たり前のこと。 ただ、なかなかワクチン選手を受けられない人はこのまま新型コロナ対策を続けることをおすすめする。 過去何十年もインフルエンザ対策として行われてきたことだから。

マスクがインフルエンザ予防に効果があるのは、マスクが気道上部の粘膜を冷気や乾燥から守り、免疫力が低下するのを防ぐからだそうだ。 ウイルスを止められない従来のマスクでも一応の効果があったのだから、新型コロナの流行で普及したウイルスを阻止できるマスクに効果がないわけはない。

マスクは花粉症予防にも友好だ。 春の花粉症シーズンが終わるまでは、マスクを止めるわけにはいかない人は多いだろう。 国はインフルエンザや花粉症を考慮しない目安を出しているが、それを周囲の人に押しつけてはいけない。

間が抜ける

MLBではレギュラーシーズンの試合が終わると間をおかずにプレーオフの試合が始まり、ファンを待たせることはない。 しかし日本ではレギュラーシーズンの試合終了後長い間があき、その間にファンの気持ちが冷めてしまう。 私がしらけシリーズと呼ぶ所以だ。 なぜ日本ではこんなに間を開けねばならないのか。 MLBとはシステムのどこが違うのか是非とも研究して間が抜けないようにして欲しい。

October 07, 2022

原子力発電所の稼働期間延長

政府が原子力発電所の可動期間延長を決めたと報じられている。 原価のエネルギー需給を見ると是非とも必要なことではあるが、原子力廃止庁の活動により原子力関係者にはモラルハザードが起きている。 要するに冷や飯食いの姥捨て山になってしまっているのだ。 これを改善しなければ安定運転はうまく行かない可能性がある。 それはトップの不明の知り脱ぎ禹をさせられて、ひどいモラルハザードを起こしている東京電力の事例を見れば明らかだ。

それを改善するには、まずそこで働く者達の処遇を改善することから始めなければならない。

また、原子力利用においても改善を行いやすいように技術管理のシステムを改める必要がある。 これまでは現場からの改善提案を規制庁が認めなたが、今後は専門技術集団が審査して有効と認められるのもはどんどん取り入れて行くべきだ。

今後脱炭素燃料を進めるためには新エネルギー源が必要だ。 しかし核融合の実用化にはまだ50年はかかりそうだし、巨大設備になりそうなのでおいそれとは建設できない。 また、従来から利用されている再生可能エネルギーも技術の進歩が遅い。 太陽電池も風車も寿命はせいぜい20年とに積もられている現状から、さらに効率よく長寿命の発電システムを開発する必要がある。


その一方、電気自動車などが普及すれば電力需給はますます悪化して行く。 当面は原子力発電しか自然破壊を押さえてエネルギーを得る手立てがないことが問題だ。

もっとも、そもそも地球温暖化の原因は人類文明のエネルギー消費の増大だと言える。 太陽エネルギーを植物によって化石燃料に変えることで、地球の温度上昇を防いでいたとも言えるからだ。 そこに大量のエネルギーを放出する一方で植物を減らし続けることで温暖化を後押ししている、その点も考える必要がある。 エネルギーを作ることばかりではなく、エネルギーの消費を減らすことも考えるべきだ。 消費したエネルギーは全て熱となって地球を暖めるからだ。

October 06, 2022

ノーベル文学賞は女性小説家に

2022年度のノーベル文学賞はフランスの女性小説家アニー・エルノー氏に決まった。 昨年からノーベル文学賞は男性に偏っているとの非難を浴びているので、今年は女性に授与されるのだろうと予想していたがその通りになった。

ノーベル文学賞は、小説、戯曲、詩、評論、哲学などの分野があるので今年は評論か哲学科とも思っていたのだがまたも小説だったのは少々意外。

もう一つ意外だったのは毎年大騒ぎするハルキスト達が静かだったこと。 今年は女性の可能性が高いと分かっていたからなのか、毎年騒ぎ続けたのでくたびれたのか。 そういえば、出版社も本人もこの数年なりを潜めている。 ノーベル賞を取りやすい作品に方向性を変えようとしているのかも知れない。 カズオ・イシグロ氏のように、欧米のインテリに評価される作品でなければノーベル賞を取るのは難しいが、さて次はどんな作品を出すことになるのだろうか。

アベノミクスはどこが悪かったのか?

バブル崩壊後長く続く低成長の時代。 安倍氏はアベノミクスがそれを改善すると主張したが、安倍政権時代を通じて改善はまったく見られなかった。

そこで経済学者たちにお願いしたい。 アベノミクスのどこが悪かったのかを、政治的立場や思惑を離れて学問的見地から検証して欲しい。 それが次の政策の出発点になるだろうからだ。

そもそもの失敗は、安倍政権以前の安ければ何でもよいと言う価格破壊の時代から始まっているように私には思えるのだが。 日本経済の低迷の原因までさかのぼって分析できればさらに申し分ない。

維新の会がウクライナに降伏勧告?

維新の会の鈴木宗男氏がウクライナに対して事実上の降伏を勧告する発言を行ったと報じられている。 これまでもロシアとの「経済協力」でロシアの便宜を図ってきた鈴木氏なので、形勢が不利に傾きつつあるロシアの意を受けての発言と推察できる。 しかしこれは維新の会が同意して行ったものと考えてよいのだろうか? それとも、今後も選挙などで鈴木氏に協力するというロシアからの約束を得ての、鈴木氏独断の発言なのだろうか?

維新の会の公式見解を聞きたい。

October 05, 2022

Lagonda

2022/10/05、BS3放送のエルキュール・ポアロを見ていたらキュートなクラシックカーが登場した。 ブリティッシュグリーンの2座のオープンカーで、サイクルフェンダーが軽快な印象を与える。 ちらりと見えたエンブレムは「Lagonda」。

調べてみると1947年にアストンマーチンに吸収された英国の自動車メーカーで、ドラマに登場したものは1930年型のスポーツタイプらしい。

英国ドラマにはこの様なドラマの筋とは関係のない楽しみがたくさんある。

マスク氏が顰蹙を買う?

イーロン・マスク氏がウクライナとロシアの和平協定案を提案してネットアンケートを求めたが、内容が著しくロシア有利なため顰蹙をかってしまったようだ。 そこで戦略的転進をとSNS買収を再提案する事にしたそうだ。 このところする事に一貫性がなく、ひたすら注目を集めることに奔走しているように見えるが、なにか精神的に問題(悩み)を抱えているのかも。

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