死人に口なし?
産経新聞論説委員の阿比留瑠比氏が「死人に口なし」だから安倍氏批判は止めよと主張している。 安倍氏は死んで自己弁護が出来ないのだから、一方的な非難は良くないと言う事らしい。 しかし「死人に口なし」とは時代劇でよく使われるように「死人は我々に不都合な真実を暴露できない(だから殺してしまえ)」というのが本来の意味だ。 だから「死者をむち打つな」という方がましかも知れない。 しかしこれも意味は「死んで罪を償った者をそれ以上責めるな」という事だから完全にはしっくりしない。
そこで提案だが、阿比留氏が自分を弁護できない死者を一方的に非難するのは好ましくないと考えているのであれば、エンダーのように「死者の代弁者」(*)になって安倍氏を弁護すれば良いと私は考えるのだがどうだろう。
(*)オースン・スコット・カード著
Recent Comments