中国はどう動くか?
ペロシ議長の訪台いを受けて中国はどう動くだろうか。
米国が中国の敵性国家であると言う態度を鮮明にして、ロシアとの連携を強化するだろう。 その一環として、ロシアへの制裁破りや軍事援助を公然と行い、瀛王諸国と米国の間を裂こうとするだろう。 また、借金で縛っている途上国には中国の対米非難に同調するよう求めるだろう。 さらに北朝鮮に対する経済制裁かあの離脱もちらつかせるだろう。 レアメタルや半導体の禁輸をちらつかせる事も当然ありうる。 欧米諸国は、資本効率を求めて安易に資源を中露に依存してきたことのつけを払わせられるかも知れない。
また、軍事的には台湾侵攻に備えて尖閣諸島の実効支配を目指す可能性がある。 尖閣諸島に中国の軍事施設を置けば、台湾侵攻の際に邪魔になる沖縄の米軍を牽制することが出来るからだ。 今後公船や軍船を尖閣諸島に常駐させるために、海上保安庁巡視船に対する威嚇などの圧力を強めるだろう。 侵入する船の数も増やし、漁船に巡視船を取り囲ませるなのの行動も当然予想できる。 日本政府はそれにどう対応するのか、しかと考えておく必要がある。 石原慎太郎が波風を立てる前に、救難施設でも作っておくべきだったのかも知れない。 中国に利権がある大企業やその株主達が反対しただろうが。
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