朝日新聞に一言
2022/06/01夕刊の「素粒子」の内容に引っかかってしまった。
それは第三項の、『「地域へ以降」で、中学の部活の「民営化」が始まる。その財源は誰が負担するの。』という部分だ。 これはいかにも「素粒子」氏が「民営化」に反対のように読み取れる。
「素粒子」氏はこれまで通りに教員にただ働きでさせよというのだろうか? 部活指導に従事する教員の大半が時間外労働であるにもかかわらず手当が払われていないことは「素粒子」氏も承知しているはずだが、この言い様には同意できない。 教員の過重労働の改善を目的とするならば、誰かに手当を払って指導をお願いするのは当然だ。 「誰が払うの」か? それは当然自治体が負担すべきだ。
「誰が負担するの」という発言は無責任に過ぎ、朝日新聞のコラムニストと言う名誉ある人のものとは思えない。
私は子供の頃からの60年を超える朝日新聞の読者だが、この20年近く「素粒子」や「天声人語」の質が徐々に低下していることは目に余る。 また、その他全般をみても最近は毎日新聞より質が落ちているように感じている。 これが経営陣のモラル低下に起因しているので無いことを願いたい。
Recent Comments