大渋滞
外国通信社の報道によれば、ウクライナに侵入したロシア軍の軍用車が60km以上の大渋滞を起こして進めずにいるようだ。 1日で約5km進んだと言うが、プーチン氏のもくろみからすれば停止しているに等しい。 地雷原が有るわけでは無いだろうに、なぜ一本道を一列で進軍しているのかが疑問だ。 ウクライナ国民が歓迎してくれるので、進軍は単なるパレードだと考えたのだろうか?
先頭では一体何が起きているのだろう? さらにこの季節では停止中も車内暖房用にアイドリングは不可欠だろうし、そうすれば燃料を消費する。 このままでは車両が燃料欠乏で動けなくなり、第2次大戦映画のドイツ兵のように車両を捨てて徒歩で帰国することにもなりかねない。 今、ロシア軍は燃料補給に躍起で進軍どころではないのかも知れない。
ウクライナ軍の奮戦を受けて、西欧諸国からの兵器支援が増えている。 その内のどれだけが間に合う内に前線に届くかは分からないが、プーチン氏にとっては忌々しいことだろう。 また、様々な分野でロシアの行動を制限する動きも増えている。
ロシア軍の半数以上を投入してのウクライナ制圧に失敗すれば、プーチン氏の国内での地位が揺らぐだろう。 片やベラルーシ軍は国内の反乱を警戒しているのか動きそうも無い。 時間が経てば経つほど反ロシア勢力が勢いを増すので、今やプーチン氏にとっては時間も敵になりつつある。
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