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March 29, 2022

ウクライナ戦線異状有り(ロシアの苦戦の理由は何か?)

ウクライナに侵攻したロシア軍に何が起きているのか、世界中の軍事専門家が分析に懸命になっているだろう。

当初は数日から一週間ほどでキエフが占領されウクライナが降伏する可能性が高いと見ていたが、開戦から一ヶ月を過ぎてもロシア軍が制圧した地域は僅かだ。 むしろロシア軍が主戦場で後退させられ、「戦略的転進」を図っているように見える。 一体何故なのか? そこには現代の軍事専門家が見落としていた問題があるのかも知れない。

1.当初ロシア軍は長い隊列を組んでベラルーシから侵入した。 これはウクライナ軍からは大した抵抗がないと考え、ロシア軍の偉容を見せつけるパレードと考えていたとすれば理解できる。 しかしウクライナ軍の反撃で戦闘が停止させられた後も長い間道路上に留まっていた。 ウクライナには戦車や戦闘車両が行動できないほどの険しい地形はあまりないはずなのでこの理由が分からなかったが、どうやらこれは季節的問題があるらしい。 この時期、ウクライナの黒土はたっぷり水分を含んでおり、その上を洗車や戦闘用車両が走行すると泥濘化して戦車でさえスタックする事があるらしい。 スタックした戦車は簡単に歩兵の対戦車兵器の餌食になってしまうので、それを恐れて道路上に留まったままでいた可能性がある。

2.歩兵用兵器の進歩によって、多数の歩兵用ミサイルが配置されている地域では戦車や攻撃ヘリなどが安全に行動できなくなっている可能性がある。 しかし、対空ミサイルや対戦車ミサイルを携えて物陰や塹壕で待ち受ける歩兵を一掃するのは容易ではないだろう。 ステルス機も有視界の戦闘ではその機能を発揮できない。 歩兵は目視で対象を確認してミサイルを発射するが、ステルス機も目視に対しては従来機と同じなのでステルス機能の意味は無い。 結局昔ながらの野砲による砲撃と多数の歩兵による攻撃で一掃するしかないのだが、泥濘で野砲や歩兵の移動がままならぬのだとすればそれも難しそうだ。

素人考えではこんなものだが、世界中の軍事専門家がロシア軍苦戦の原因を懸命に解析しているだろう。 今後の戦争における地上戦の戦闘プランに大きな影響を与える可能性があるからだ。

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