ロシアとウクライナ
ロシアとウクライナの戦争の今後はどうなるのか? 恐らく次の週末までにはロシアが全土を掌握して傀儡政権を受理すするだろう。 しかしそれでどうなるのか? ハンガリーやポーランドをソ連が失ったのと同様に、やがてロシアはウクライナを失うだろう。 歴史は繰り返される。
今流されている血は、ロシアにとっては無駄に流されるものでウクライナにとっては団結を固めるものになるだろう。
次にウクライナが主権を回復したときには、今度こそウクライナは決定的に西欧に加わりNATOへの加盟も認められるだろう。 今回の事態を繰り返さないためには当然そうなる。
そしてその後にどうなるのか、ロシアは第3の大国として取り残されて世界における影響力を決定的に失うだろう。 米国もまた今回の不手際で威信を失うので、中国のみが大国としての影響力を保つことになるのかも知れない。 しかしその中国も台湾を武力併合すれば周辺国から背を向けられ、やはり威信を失うことになるかも知れない。 しかし逆に、中国がうまく立ち回って唯一の超大国として世界に君臨することになる事もありうる。 日本はそれにも備えておく必要があるだろう。 国際関係では楽観バイアスは禁物なのだから。
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