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January 09, 2022

中国は唯一の超大国を目指す

これまで米国が唯一の超大国とされてきた。 しかし米国は国内の政治権力抗争で弱体化が進み、経済的にも原材料の他国依存が進んでいる。

一方かつて米国と並ぶ超大国で会ったソ連は、官僚主義で衰退しそれが原因で分裂した。 最近はソ連回帰を目指すナショナリズムの高まりで旧ソ連共和国の強調が復活しつつあるが、それも個人独裁指向と経済に資本主義化による貧富の差の拡大で、貧困層の不満が高まり不安定化が進行している。 特に貧困層には、日々の生活に不安が無かったソ連時代への復帰を望む声もあるそうだ。

これに対し中国はロシアの失敗を教訓として、自由経済による貧富の拡大を抑え一般国民の不満を抑えることで国内の安定化を図り、経済力を高めることで超大国を目指している。 香港やウイクルの問題を抱えてはいるが、国民の多くは安定した生活が遅れているので政府に対する不満は少ない。 「衣食足りて礼節を知る」ではないが、暮らし向きに不安がなければ支配者に対する不満や反感は生じないというわけだ。 最近政府が強調している「共同富裕」はまさにそれを狙っている。

さらに富裕層が裕福自慢をすると非富裕層が不満を抱えるようになるので、裕福自慢を規制するなど細かな対策も取り始めている。 これは内政を安定させる事で経済も安定させ、もたついている旧2大国を凌ぐ唯一の超大国を目指そうとする努力に他ならない。

そして困ったことに、現状ではそれが成功する可能性を否定できない。 旧ソ連が崩壊したのは政治的自由がないからではなく、極端な官僚主義で経済が破綻したからだと言う事を認識しておくべきだ。

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