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January 06, 2022

EVのアキレス腱?

テスラの中古車を購入したが、劣化した電池の交換に約250万円必要と見積もりを出されたのでそれを怒って車を爆破したオーナーがいると報じられている。 爆破は業者に依頼し、業者はその様子をネト公開する代わりに爆破の料金を取らなかったそうだ。

事の当否はともかく、この話はEVの泣き所を良く表している。 それはEVの電池は消耗品だが、現状では極めて高価だという事だ。 一般の電気器具で使われているリチウムイオン電池では500~1,000回充電を繰り返すと寿命に達する(容量が50~80%に低下する)と言われている。 また、電極の消耗は最大電流量の低下も引き起こすので走行性能にも影響する。

従って、走行距離に応じて定期的に電池を交換する必要があるのだがその費用が問題になりそうだ。 また、廃棄された電池のリサイクルをどの様に行うのかも問題だ。

中国ではリサイクル業者が誕生し始めているようだが、リサイクルに伴うエネルギー消費や環境汚染をどの様に減らして行けるかが鍵になりそうだ。 リサイクルシステムを単純化して安価に行うには、乾電池のようにEV用電池を規格化すべきでは無いかとも考える。

いずれにしても、現状では電池がENの無きどころで有り、EV増加に伴う電力需要の増加と共に今後解決すべき問題だ。 

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