ワクチン依存は続けられない
新型コロナのオミクロン株の出現で、ワクチンに依存するこれまでの戦略の限界が露呈してしまった。 現状、ワクチンではオミクロン株の感染を十分い防ぐことが出来ない事が明瞭になったからだ。 各国の国家機関の説明でも、オミクロン株の感染を防止できるとはあまり言わなくなり重症化を防ぐことが期待できる点を強調する様に変化してきている。 つまり今あるワクチンはオミクロン株に対する感染防御効果は期待できないと言う事だ。
従って、3ヶ月毎、あるいは半年ごとにワクチン接種を繰り返しても、アルファ株やデルタ株に対するような効果は期待できそうも無い。 言い換えるとワクチンの継続的再接種はワクチン製造メーカを大儲けさせるだけだとも言える。 こんなことを新型コロナが十分に弱毒化するまで何年も続けてはいられない。
それでは我々はどうすれば良いのか? 政府に対しては、感染防止効果が持続する新しいタイプのワクチン開発を後押しするように求めることだ。 また、製薬メーカーに対しては、そのような新しいコンセプトのワクチンの開発をするめるよう要求し、さらにインフルエンザウイルス並みに効果がある治療薬の開発も要求することだ。 また一般人に対しては、昨年8月の第五波時に行った様な防御策を実施し続けること、そしてその状態で継続できるような新しいビジネスモデルを創出し、今までの観光飲食業依存から業態を転換することだ。 もちろん国家もそれを後押ししなければならない。
観光飲食業を後押ししてきた交通の発達は、それらの業種に対する災厄も後押しする。 それを考慮した国家経済の運営が必要だ。
追記;この記事を書いてから外国通信社のサイトに「世界中の人に半年ごとのワクチン接種は「不可能」 英専門家」と言う危機を見つけた。 内容は「世界中の人に4~6カ月ごとにワクチンを接種するのは不可能だ。持続可能ではなく手頃な価格でもない」と言う事につきるようだ。
CNN記事;「世界中の人に半年ごとのワクチン接種は「不可能」 英専門家」2022.01.05 Wed posted at 07:53 JST
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