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December 13, 2021

婦人代議士

代議士の女性比率が先進国の中で最低に近いと言う事で、候補者を男女同数にすることを義務づけようという議論がある。 しかし私はそれは問題があると考える。 女性が自分探しに価値を見いだし、社会全般の問題に関心が薄い現状では、ただ唐のトップの言いなりになるだだの数を増やすだけでと考えるからだ。

振り返ってみると、日本にも女性代議士が多かった時期があった。 それは第二次大戦の敗戦後「婦人参政権」が認めらた後の選挙だ。

当時、太平洋戦争を始めるという男達の大失態を経験して、「婦人(*)」たちに男に任せておいてはまた失敗を繰り返し、生活も楽にならないないという政治意識が高まった。 このため政治を志す「婦人」が増え、政治活動も活発になっていた。 都区に成果t国対する改善要求は強く、「主婦連」が結成され「おしゃもじデモ」のようなPR活動も活発だった。

そのような状況で、選挙では女性有権者の票は女性候補に集中し大勢の当選者を出した。 これはしばらく続き、自民党も女性競歩なら誰でも票が取れると女性候補青多数立てるようになった。 しかし次第にメディアで無名の、かつ政治に関心が薄い女性を立てても当選がおぼつかなくなり、今度は人気歌手や俳優を立てるようになった。 これがタレント候補の始まりで、同じ動きは男性候補者にも及んだ。 政党にしてみれば、党に忠実で議会で指示通りに行動する物であれば政治的に無能でも良かったからだ。

そしてそれが続く内に、政治的能力が無いお飾りの女性代議士に対する失望から女性候補は票が取れなくなり、その結果女性代議士は数を減らしていった。 それが今でも続いているのだ。 従って単に数あわせを義務づけても、政治意識が高い女性(これは必ずしも党に忠実では無い事を意味する)が出なければ同じ事の繰り返しになるだろう。 とくに代議士を目指す理由が、男女とも単に高収入のそっ久郷につきたいからに見える現状では、過去の轍を踏む可能性が高い。

よって女性代議士を増やすには、自分探しやりも政治の方が重要だと考えてもらえるように意識教育をすることから始めなけれえばならない。 でなければ、問題女性代議士を増やすだけの結果に終わるだろう。 

(*)当時、成人した女性=大人の女性を既婚未婚の区別無く「婦人」と呼んだ。 この言葉には、世間を知り大人の賢明さを備えた女性という意味が込められていた。 それに対して今は「なんとかガール」とか「なんとか女」と呼ぶが、これにはどことなく見下した感じがある。 また、「主婦」にも今とは異なりその家の家政を仕切る最上位の婦人という意味があった。 また白物家電が無かった時代には、家事をこなすのは長時間の重労働で、様々に頭を使うことも必要だったので、夫も役割は違うが人間としては対等と見るものが多かった。 これに対し今の「主婦」特に「専業主婦」という言い方には、働く気が無く夫の収入に依存して気楽に生きる女という馬鹿にした(嫉妬も若干はありそうだが)意味になっているようだ。

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