新変異株に命名
WHOが南アフリカから広がり始めている新変異株を「ο(オミクロン)-株」と命名したそうだ。 すでに「μ(ミュー)-株」までのギリシャ文字が使われていたのでニュース解説番組ではつぎは「ν(ニュー)-株」になるだろうと予想していた。 しかし、ニューは英語の「new」と紛らわしいので一つ飛ばしたのだろう。
新変異株の詳細はまだ完全に解明でできてはいない様だが、変異が感染に直接関与する部分で多く起きていることと、感染者の多くがいわゆる「ブレイクスルー感染」なので既存のワクチンの効きが悪いのでは無いかと心配されているようだ。 ワクチンメーカーも急遽新変異株に対応出来るワクチンを開発し始めたとのこと。 既存の変異株と合わせて2種のワクチンを併用しなければならないのでは煩雑になるが、多種尾変異株に対応する混合ワクチンを開発できるかも知れない。
いずれにしても、「ο(オミクロン)-株」の性質の解明が急がれる。 また、いずれこれが日本に侵入することは避けられないので、既存ワクチンの新変異株に対する効果の見極めも急いで欲しい。
さらに、新規感染者が急減した日本では何が起きているのかの解明も、新変異株対策を立てる上で重要だと考える。
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