疲労破断
昨日和歌山市で起きた水道橋の落橋は、ニュースの動画で見る限りではつり下げ部材の一つが破断してそれが周囲の部材に波及したようだ。 だとすると流れる水による振動で、つり下げ部材が疲労破断した可能性を考えて良いのでは無いだろうか?
金属疲労による破断は発見しにくい上に、始まると急激に進行することがある。 こまめなメンテナンスで塗装が行き届いているとなおさら、小さな内には発見しにくい事も考慮すべきだろう。
また、断水地域への給水ルートがこの水道橋しか無かったことはセキュリティ上問題なので、橋の復旧と同時に近隣自治体経由の迂回ルートも用意すべきだと考える。
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