トラックでの車いすレースと競馬の類似性
パラリンピックの車いすでのトラック競争を見ていて、競馬と似たところがあるのに気がついた。
それは最終コーナーを回り終わったところでの位置取りが重要だと言う事だ。 車いすは縦長なので素早く横方向の位置を変える事が出来ない。 この為周囲を他の選手の車いすに囲まれていると、集団から抜け出すことが出来ない。 これが競馬の、昔風に言うと「4角回って正面を向いた」ところでの位置取りが重要な事に類似している様に見えたのだ。
私が見たレースでも、レーンがオープンになった直後に2番手になった選手がインコースを取ったため前と右(外)側をふさがれてしまい、やむなく一旦後尾まで下がって外側にでてから追い上げるシーンがあった。 結果は3位だったが、位置取りがうまく行っていれば優勝できたかも知れない。
またこれを見て、競馬とは最終コーナー出口で良い位置を占めるよう馬を運ぶ騎手の技量がものを言うのだと改めて感じた。
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