中国リスク
半導体不足を改善するため、日本政府は台湾への投資を支援するそうだ。 しかしこれには賛成できない。
理由は中国の動きだ。 中国は2025年頃までに香港問題に片を付け、その後台湾併合への動きを強めるだろう。 まずは軍事的圧力を見せつつ親中国の国々を利用して台湾への経済的締め付けを行う。 こうした兵糧攻めで台湾人が中国への併合を受け入れざるを得ない状況を作るだろう。 そなれば、日本が台湾企業と協力して半導体技術開発センターを作っても、それをまるまる中国に取られてしまう事になる。 だから安易な台湾に投資することには賛成できない。 台湾に投資するのであれば、一朝事あるときにはすぐに引き上げることが出来るよう保険をかけておくべきだ。
経済セキュリティ委を考えれば、日本国内に投資するべきである事は当然だ。 「物言う株主」が収益性を理由に反対するだろうが、国は強権を持ってもそれを抑えるべきだ。 資本には、そして国際的機関投資家には愛国心など無いのだから。
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