「安全・安心」は誰にとって?
政府がしきりに強調してきた「安全・安心なオリンピック」だが、私はこれを選手や役員にとってと感じてきた。 その印象はこの数日の、少しでも多くの観客を入れようとする政府の動きでますます強くなった。
観客を減らせば入場券の払い戻しの手間や費用がかさむからと言う政府と組織委員会の気持ちは分かるが、観客を入れれば観客間の相互感染リスクが生じる。 そしてそれは観客を増やすほどに増大する。 さらにそれは国民にとってオリンピックが「安全・安心」なものでは無くなる事を意味する。
政府が言う「安全・安心」なオリンピック」とは一体誰にとってなのだろうか? また、五輪後に感染が拡大した場合に政府は責任を取れるのだろうか?
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