早過ぎて遅過ぎた
緊急事態解除が2週間早すぎ、蔓延防止措置が2週間遅すぎた近畿圏。 感染爆発が始まってしばらくは止められそうも無い。
これはまた、2週間先の首都圏の状況を示している。
所詮感染抑止と経済活動は両立できないのだ。 つまりウィズコロナの社会は幻想なのだ。 新型コロナウイルスが変異を続け、インフルエンザ並になって初めてそれが可能になる。 それまではワクチン接種を進めて感染可能者を減らすしか対抗手段が無い。
しかしそれにしては国の動きは遅く、接種の実行部隊である市町村に対する支援もほとんど無い様に見える。 経済重視派の二階氏と菅氏が早くGotoを再開したいのであれば、早く感染を押さえ込む努力をすべきだ。 経済も大事だと言って中途半端なことを続けていれば、いつまで経っても今の状況からは抜け出せない。 感染を抑えなければ経済活動の拡大が出来ない事を肝に銘ずるべきだ。
いつGoToを再開できるのかは、流行第1派後のあの状況からGoToによって第2波の急拡大につながったことと、ワクチン接種の進行状況をにらみ合わせれば自ずと判断できるだろう。 ただし楽観バイアスは厳禁だ。 そうしなければまた痛い目に遭うだろうから。
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