説明不足
相変わらず説明をしない政府だが、これは信念を持ってのことかも知れない。 それは安倍政権時代に顕著になった、「国民は黙って国家に従え」という体質だ。 さらに言えば、どうせ化学的な説明を聞いても一般国民は理解できないのだから、黙って国家に従っていれば良いと言う事になる。
だから、科学的証拠が有ろうと無かろうと国家が国民に説明する必要はない、と言う事でもある。
政府は信念に基づいて説明しないにしても、メディアが公知の情報を使う説明も怠るのは理解できない。 ワクチンの副反応問題にしてもしかり、トリチウム問題にしてもしかりだ。 これは除染土の貯蔵問題にしても同じだ。 放射性元素にには半減期が有り次第に減少して行く。 50年ももたもたしていると放射線量が下がり、最終処分地など必要がなくなるだろう。
付け加えると、原子炉から出るトリチウム含有水は全ての国で国際基準値以下にして浮流している。 これは日本の放流方針に反対している韓国、台湾、中国も同じだ。 日本では燃料の運搬に都合が良い海岸に置くが、内陸に原子力発電所を置いている国では当然河川に放流される。
あれやこれやと説明を拒否する政府だが、視聴者受けが良いことさらに不安を煽る報道も困ったものだ。 視聴者がそれを喜ぶからではあるのだが・・・・
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