頭は打ったようだが
東京都の新型肺炎新規感染者数は急増が止まり頭を打った様に見える。 しかし全国的に見ると増加している地域もあって、今後の動向は予断を許さない。
兎に角Gotoに執着する菅首相は、峠は越えたからと強引に再開しようとするかも知れない。 しかしそれは再度の急増につながり、五輪開催にとどめを刺すことにつながりかねない。
菅首相は、Gotoをとるのか五輪をとるのかを明確にするよう迫られることになるだろう。 しかし3月上旬までに昨年の7~8月の水準にまで押さえ込もうとするのは難しい。 今の中途半端なやり方では新規感染者の減少も中途半端にしかならないように思える。
もし五輪開催を本気で考えているのであれば、もっと強力な活動制限を行う必要がある。 それには菅首相の本気度を見せなければならない。 もっとも、これまで伸すが首相のやり方を見ていると、五輪開催はとっくに放棄してGotoに執着しているようにしか見えない。
それとも、トランプ氏が一年前に「5月になれば新型肺炎は消える」と言っていたように、春になれば自然消滅すると楽観視しているのだろうか? 各種情報から、ワクチンの一般接種が始まるのが5月末と予想される現状ではそれも有りそうに無い。
一体菅首相は何をどうしたいと考え、その為に何をどうしようとしているのだろうか?
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