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January 15, 2021

受け皿も確実に

新型肺炎感染者の受け入れ可能数を増やすために、受け入れ勧告その他の手段で病院に強制的に受け入れさせようとする動きが出ている。 新型肺炎による死者を増やし、市中に野放しになっている感染者を少しでも減らそうという意味ではこれは正論だ。

しかしそれは、新型肺炎患者の受け入れを強制される病院に既に入院したり入院予定の新型肺炎以外の患者が、病院から追い出される事を意味する。 複数の病とを保たない小規模病院では、院内感染を防ぐために既存の患者を転院させる必要があるからだ。 その様な患者が見捨てられないよう、国や地方自治体は責任を持って受け入れ先を確保しなければならない。 それが出来なければ、その時点で医療は崩壊していると言うことになる。

既存患者を受け入れるためには、移動先の病院のスタッフも確保しなければならない。 それをどうするのか、机上の空論で無い解決策を立てなければ無責任と言うことになる。 私はその要員として最終年度の看護学生や医学生、そして自衛隊の衛生兵(医療部隊ではない一般兵科の看護訓練を受けた兵士)の手を借りるべきだと思う。

補足;戦争映画で負傷兵の救護に呼ばれる腕章をした兵士だ。 彼らは応急処置の訓練を受けていてある程度の医療知識もある。 病院で看護助手を務めるために必要な知識と能力は有るはずだ。 自衛隊にそのような兵士が千人以上いるはずで、いないとすればどうやって戦争をするつもりなのかと驚きだ。

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