欧州で脱ガソリン車の動きが加速
まだ主要国以外には及んではいないが、欧州での脱ガソリン車の動きが加速し始めた。 既に主要ヨーロッパメーカーは電気自動車へと開発の主力を移しているが、日本メーカーはハイブリッドに注力していたため電気自動車については出遅れている。 ヨーロッパ主要国はいずれも大手自動車メーカーが有り、これは日本メーカー追い落としの狙いもあるだろう。
ここで日本メーカーが電気自動車商品化に乗り遅れると、半導体や平面テレビと同じ事態に陥るだろう。 平面テレビも液晶テレビ開発につぎ込んだ資金を惜しんで液晶テレビの高級化にこだわり、有機LEDへの切り替えを怠ったためだ。
途上国では都市以外で働く車はまだまだ石油燃料から離れられないと思われるので、まだ何十年もガソリン車やジーゼル車は必要だ。 しかしそれらもいずれは電気自動車に切り替わって行くだろう。 日本の自動車が平面テレビのようになら無いことを願う。
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