感染拡大地からの旅行を制限すべき
感染拡大地への旅行を押さえるため、政府は感染拡大地への旅行についてはGotoを利用させないことにした。 しかしこれだけでは足りない。
感染がひどい地域への旅行は感染することを警戒して自然に減るが、感染がひどい地域から感染の自覚がない開放性保因者(無症状感染者)が他の地方へ移動して病原体をばらまくことを防止できないからだ。 古来疫病対策として広く用いられてきた地域封鎖は、保因者が外部に出て病原体をばらまくことを防ぐのが目的だった。 昔はそれしか手段がなかったからだが、これは今でも最も有効な手段だ。 それを踏まえて、政府は感染拡大地位から他の地域への移動を止めるべきだ。
感染拡大がひどい地域、特に東京、大阪、札幌からのGoto利用は直ちに止めるべきだ。 批判を恐れて人の移動を制限せずにいれば、新規感染はいつまでも止められず感染を警戒する国民の行動自粛が続くので、経済的損失も積み上がって行くばかりだ。 経済重視も良いが、経済を重視するならばこそ流行を間期間で押さえることに全力を挙げるべきだ。 ワクチンが使えるようになれば、たちまち流行が雲散霧消するなどと甘い期待をしていてはいけない。 それに、ワクチンの効果が出始めるのは接種率が50%を超えてからだろうし、同一ワクチンの2回接種が必要となればそれは来年の秋以降になりかねない。
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