東京と大阪は逆の動き
大阪府では市を廃止して特別くにしようと言うが、東京都では特別区を廃止して市に使用という動きが。 互いに逆行する大阪と東京。
大阪では氏の権限を減らし知事の支配力を高めることを目指し、東京では知事の支配力を弱め自治体の権限を強めることを目指す。
そもそも、東京より格下ではいやだと橋下氏が言って、大阪を都にして東京都知事と同格を目指した話だ。 だから都庁より高層のビルの都知事室より高い貝に知事室を移したし、佐賀県知事が表敬訪問したときにはわざわざ日曜日を指定してチノパンとポロシャツで、ふんぞり返って左手を腰に当てたまま右手を差し出した。 オレの方が格上だというわけだ。 だが、大阪府を大阪とに名称変更することが不可能と分かるとさっさと引退してしまった。
その後も続く都構想運動は、それを止めると維新の会の存在意義が無くなり、金さえ出せば「政治家」になれると維新に群がったクズたちの立場がなくなるからとしか見えない。
維新の会が二重行政の弊害と称する事例のほとんどは、広域協議会を設けて調整すれば済むことばかりであえて行政組織を変える必要などない。
東京が今の形になったのは、戦時体制下に国が東京を直轄支配するために旧東京市を国が任命する知事の直轄としたことが始まりだ。 だが、戦後各区は少しずつ都から権限を委譲させてきた。 区議会は戦後すぐから有ったが、各区長を知事の任命から公選制にしたこともその例だ。 そして各区は沙羅肉への権限委譲を求めている。
知事の権限を強めたい大阪と、逆に知事の権限を弱めたい東京と。 さて・・・・・
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