体感温度に関する愚考
10月の後半になって、室内でも肌寒く感じることが増えてきた。 9月末に較べて室内温度はたかだか2℃しか違わないのだが、体感温度ではもっと違うように感じる。
その理由を考えてみると、原因は建物の温度が下がったためでは無いかと思う。 夏の間は太陽に照らされて暖まっていたコンクリートから赤外線の方hsがあったが、日差しが弱くなったのでそれが冷えて赤外線の放射が減ったことが体感温度を変えているのでは無いだろうか。
以前暖炉の効果について考えたことがあるが、暖炉が暖かいのは暖炉本体とその周辺の壁が暖まり、そこから赤外線が放射されるためだろうと結論づけた。 また、暖まった壁からの熱伝導で床も暖まるだろうし、向き合っている壁も暖まるだろう。 暖炉が暖かいのは炎からの直接放射で暖かいのでは無く、これらの全体による効果だろう。
秋が深まると室内でも肌寒くなるのも同じ原理だろう。
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