ワクチン開発の減速は当然
主要製薬会社が共同で新型肺炎ワクチン開発では安全を最優先にするとの声明を出した。 これはワクチンを接種される側からみても当然だし、供給者側から見ても当然だ。
なぜならば新型肺炎ワクチンは何十億人に対して接種を行うことが見込まれているが、その中で一万人に一人でも重篤な副作用が出た場合には、製薬会社が請求される賠償金の総額は莫大になる。 だがそれが政府が無理矢理に実用化を急がせた結果でも、政府は責任を全面的に製薬会社に押しつけようとするだろう。
今回の声明はそれが分かっているからこそだ。 政治家が自分たちの利益のために無理矢理実用化を急がせようとしても、製薬会社は自分たちの、そして法的な安全基準を守ると言うことだ。
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