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September 2020

September 30, 2020

山梨

山梨と言っても県名では無い。

「ためしてガッテン」の再放送で「梨」を扱っていたが、その最後に出てきた野生の梨の話だ。 放送では岩手県産の野生梨「いわてやまなし」を取り上げていたが、それを見て神戸市の摩耶山山頂付近にある野生梨を思い出したのだ。

山頂近くにある駐車場の南側から「桜谷道」に下りて行く道端に数本の野生の梨が有る。 通りかかった足下にピンポン球ほどの梨の実がいくつも転がっていたので拾ってみた。 香りは良いのだがいかにも堅く、おいしそうには見えなかったのでかじっては見なかった。 周囲を見回すと数本の野生梨らしい大きな木があった。

そろそろ実が落ちている頃だと思うので、興味がある人は訪れてみると良い。

いまだに続く土地神話

国交省の調査による土地の標準価格が下がったとメディアが大々的に報じている。 どうやらいまだに土地は値上がりする物という考えが続いているようだ。

土地の値上がりが最も強く信じられていたのはバブルの時代で、必ず値上がりするからと収益力を無視した価格で取引された。 そしてそれが目に余る状態になって批判を浴び始めると、国はそれまでの放任から一転して引き締めに転じた。 そしてその変化があまりにも大きかったので土地の価格は暴落してバブルが崩壊した。

なぜそのような事態になったのかについては放任した政府とともに金融機関の責任が大きい。 当時の金融機関は「財テク(ファイナンシャルテクノロジーの略語)で稼がない経営者は無能だ」といって借り入れを半ば強要し、その資金の運用先として土地投機を勧めた。 土地神話はその為に必要だったのだ。

その貸し付け促進ツールだった土地神話が今でも信じられているのだろう。 だから地価が下がるとメディアは大騒ぎする。

だが今回のコロナ騒動でそれも大きく変化するかもしれない。 大企業がリモート勤務のコストメリットに目を向け始めたからだ。 リモート勤務であれば、都心のオフィスは縮小できるのでテナント料を節約できる。 また、遠距離通勤に対する通勤手当も不要になるからだ。

リモート勤務には帰属意識や連帯意識を醸成しにくいと言ったデメリットもあるのだが、大企業はそれに対処する手法を研究してリモート勤務を多し勧める可能性がある。 そうなれば都心のオフィス需要が減り、賃貸料は引き下げざるを得なくなるだろうし、それは土地需要の減退にもつながる。

それを阻害するのは、都心の一等地にあるオフィスに勤務することがほこりであると言う従業員のエリート意識になるかもしれないが。 それは企業が人集めのために都心にオフィスを維持する動機になるだろう。

September 29, 2020

カリフォルニアワインが品不足に?

カリフォルニアワインの主産地であるナパバレーの山火事はまだ拡大している様子だ。 すでに有名ワイナリーと複数のぶどう農場が消失したとも伝えられている。 山火事がさらに拡大すれば、今後数年間にわたりカリフォルニアワインのいくつかの銘柄が品薄になるかもしれない。

などと聞くといわゆる「転売ヤー」が買い占めに走るかも。 でもほとんどの「転売ヤー」には買い占めるほどの資金力は無いだろう。 言質で数千本単位で買い込まねばならないから。 それに保管費用も安くは無い。

September 28, 2020

中国が二酸化炭素排出零を宣言

中国が2060年度に二酸化炭素排出量を実質零にすると宣言したと報じられている。 これまで石炭に依存してきた中国としては大きな方針転換だ。

だが、なぜ今宣言するのか? それは明らかに対米戦略の意味合いが強い。 アメリカ・ファーストのトランプ氏は、二酸化炭素量の増加による地球温暖化は科学者の嘘だから二酸化炭素排出量の削減など不要だと主張している。 ところが現実には温暖化の栄養とされる大規模な気象災害が頻発している。

被害が出ているのは途上国も同じで、途上国の多くは二酸化炭素の増加による地球温暖化を信じている。 そして彼らの多くは先進国こそ率先して二酸化炭素排出を零にすべきだと考えている。

そんな状況で、中国が二酸化炭素排出を実質零にすると宣言することは、途上国のことなど顧みない米国とは異なり中国は途上国のことを気にかけており、途上国の見方であると言う宣伝になる。 つまりこれは米国の国際的影響力を削り取ろうとする中国の戦略なのだ。

もはや晩秋? 豪雪の予感も。

台風13号が発生したが、大陸の高気圧(シベリア高気圧)が大きく張り出して日本を覆っているため日本列島には近づけず、晩秋の台風のように日本の南から東海上へ遠ざかって行くようだ。

日本列島付近の海水温が高いまま、シベリアの気温が下がり始めているため、相対的にシベリア高気圧の勢力が強くなっているのだろう。 加えてラ・ニーニャが赤道付近の高温の海水を黒潮に送り込んでいる。 その結果、今年の冬は日本列島付近の海水温がこの数年以上に下がらず、北西季節風が強い傾向が続くかもしれない。 そしてそれは日本海側に豪雪をもたらす可能性がある。

もっとも、それも北半球の大気の大循環の状況次第だ、 この冬の気象は、北半球の気象を支配するジェット気流の蛇行次第だ。

September 24, 2020

新型肺炎の現状把握は?

週末の休日後2~3日は公表される感染者数が少なく4~6日後は増えることが繰り返されている。 これは休日に休院する医療機関が多いので検査数が減るためだと説明されている。 それを踏まえて考えると、4連休後の今週は3日で再び休日になるため信頼できる週間の感染者数が把握できない。

4連休の人手による感染への影響も含めて感染状況が分かるのは来週末以降になりそうだ。 結果がバカンス明けのヨーロッパのようにならない事を祈る。

September 23, 2020

マウスシールドはマスクの代わりになるのか?

テレビではマスクの代用として口元が見えるマウスシールドが流行している。 しかしこれはマスクの代わりと考えて良いのだろうか。

マウスシールドはもともと食品加工場で唾液が夏候対象物にかからないようにするために使われてきたものと考えられる。 しかしこれをマスクの代わりとして唾をまき散らす事を防止するという観点から見ると、その効果は大いに疑問だ。

理由は、マウスシールドは口元から顎にかけて壁になるが、上方は丸空きだし下方も密閉はされない。 つまり唾の飛散を止めるという点では隙間だらけの益子と同じ事だ。 まっすぐ前方に飛び出した大きな滴は壁に当たって止まるだろうが、細かなしぶきの大半は気流に乗って上方にまき散らされることになる。

NHKがマスクの効果を解析した番組ではマウスシールドは取り扱われていなかったが、鼻の周りに隙間のあるマスクでは上方に小さなしぶきがまき散らされていた。 おそらく、マウスシールドでは隙間のあるマスクより大量のしぶきが巻きちらされ、エアロゾルとして長時間空中を浮遊することになるだろう。

と言うわけでマウスシールドをマスクの代わりに使うことには疑問を感じる。 風通しの良く人の密度が低い屋外以外での使用は避けるべきだろう。

September 22, 2020

デジタル庁がまずなすべき事

デジタル庁がまずなすべき事はデジタルの普及では無い。 その前提としてデジタルシステムのセキュリティの確保だ。

デジタル決済などのシステムの利用を妨げている要因の一つはセキュリティ問題で、それが不安でデジタル決済を利用しないという人も少なくない。 それを乗り越えてデジタルシステムの普及を図るには、その不安を解消しなければならない。

そこでデジタル庁がまずなすべき事はデジタルセキュリティの確立で、その為にはセキュリティ認証制度を作るべきだ。 ホワイトハッカーを集めてセキュリティの堅牢性を検証させ、一定の水準をクリアしたシステムに認証を与える。 そしていずれは認証を受けないサービスは認めないようにすると良いと考える。

そして、デジタルシステムの普及はこのような認証制度を確立してからにすべきだ。

レタスとキャベツ

テレビを見ていると時々面白い話題にであうことがある。

かなり以前のことになるが、レタスでウニを養殖するという話題が紹介されていたことがある。 また、最近はキャベツでサザエを養殖するという話題が紹介されていた。 どちらも捨てられる外側の堅い派手十分だという事なので、農家やスーパーなどで捨てられる物を集めてえさに使うと良さそうだ。 産業廃棄物処分異様がかからないのでただで引き取るシステムが出来れば、捨てる側も養殖するだ環も助かるだろう。

関連して思い付いたのは、以前オーストラリアなどでウニが異常増殖して海藻を食べ尽くすので磯焼けが起きて困っていると言う話題だ。 ウニなら日本人の好物なので輸入してと思ったが、実入りが悪くて食用にならないと言うことだった。 そんな場合、不要な野菜クズでウニを肥育して日本に輸出は出来ないのだろうかと考えた。 実際には様々な問題があって簡単にはいかないだろうが、うまく行けば磯焼けの対策にはなる。

また、ウニとサザエ以外にも同じように野菜クズで肥育できるものはありそうだ。 たとえばアワビやトコブシなどはどうだろうか? バイやツブ貝も同じだ。

September 21, 2020

壊し屋しゃしゃり出る

政党壊し屋の小沢氏がまたしゃしゃり出てきた。

本人はキングメーカーのつもりのようだが、実体は彼が原因で壊れた内閣や政党の方が多い。 彼が政党を壊して持ち逃げした政党給付金は一体いくらになるのだろうかと常々考えている。

September 19, 2020

新型コロナの逆襲

観光業の受ける打撃を小さくするためヴァカンスシーズン中は規制を緩めていた西欧諸国で、新規感染者数の急増によって再び規制を強める動きが強まっている。 ヴァカンスシーズンが終わって観光業は冬までは閑散期に入ると言う事情もあるのだろうが、感染第2波に対する警戒感が強まっていることもあるだろう。

これに対して年中ダラダラと観光シーズンが続く日本では、シーズンが終了した西欧諸国のようには簡単に規制を強められない。 おそらくこのままダラダラと規制を緩め続け、感染者数は高止まりと言う事になるのだろう。

このまま高止まりで済むのか、それとも新型コロナウイルスの逆襲にあって再び流行拡大で非常事態宣言に追い込まれるのだろうか。 それに対しては、これからも各個人で防御を固め続けるしかなさそうなことが不安を募らせる。 それは結局景気の浮揚を遅らせることにもなると思うのだが。

政府と経済界は秋の内にもワクチンが実用化され、大規模接種によって流行が押さえられると当て込んできたのだろう。 しかし大規模接種を開始できるのは来年の春以降になりそうだし、その効果が現れるのは夏になるだろう。 政府はそれまで持久戦が続くと考えて、小規模事業者や個人事業者に対する所得補填を行うべきだと考える。 彼らや低所得者層の疲弊はその後の景気回復の足取りを遅くするだろうからだ。

財源が不足するなら、高所得の富裕層に対する課税を強化すれば多少は財源不足を埋める役には立つだろう。 また以前にも書いたことがある事だが、日銀から中小企業や個人事業主に対する金融機関にマイナス金利で貸出を行わせ、その資金で金融機関から無利子で貸出を行う様にすれば、国の財源を使わずに困窮する者達を支援することが出来るはずだ。

秋が進む

やっと30℃以下の気温の日が続くようになった。 天気図で見るとこの数日秋雨前線が本州の南海上まで南下しており、それに伴って大陸の冷気が流れ込んでいるようだ。 西太平洋の表面水温がまだ高いので、気温の低下で勢力を増すシベリア高気圧の優位が今後も続きそうだ。

さらに東太平洋では「ラ・ニーニャ」が起きているのでこれも今後に影響するだろう。 「ラ・ニーニャ」が起きていると言う事は赤道海流が強まって、それを補うために南北からの寒流の流れ込みが強くなっていると言う事だ。 これは赤道付近を吹く貿易風が強くなっている事を意味し、それと釣り合いをとるように中緯度の偏西風も強まるはずだ。

偏西風が強まれば太平洋を東に向かう黒潮の流れも強まり、その後ろに熱帯から流れ込む黒潮も強まり、西太平洋の水温はなかなか下がらない。 これは相対的にシベリア高気圧が強くなることを意味するので、この冬は寒くなり日本海側の降雪も多くなるかもしれない。 逆に南半球では暑い夏になるだろう。

ところで「ラ・ニーニャ」も「エル・ニーニョ」も1年から数年で終息する。 と言うことは何かネガティブ・フィードバックとなる陽老いんがあるはずなのでが私はまだ知らない。 今後調べてみよう。

September 18, 2020

時代は華ドラへ?

ブームと言われた韓ドラも種切れで再放送ばかりになってきたのか、ここへ来て華ドラの放送が急激に増加しているようだ。 韓ドラの先鞭をつけたと誇っていたNHKまで華ドラの放送を始める。

反日による嫌悪が増えて韓ドラの視聴率が低下したのかもしれないし、めぼしいタイトルが無くなって再放送ばかりになって視聴率が低下したのかもしれない。 いずれにしても日本製ドラマが不作のうえ著作権問題もあって、BSはコンテンツ不足に悩まされているのだろう。 そこを補うのが華ドラというわけだ。

華ドラは映画同様派手なワイヤーアクションが多く殺陣は鼻に付かないでも無いが、一番の見所は女優陣の美貌だろう。 大顔が多い韓ドラと違い、華ドラの若い女優達は小顔で細身の柳腰が揃っていて極上美人も少なくない。 今後どんな美人女優が登場するか楽しみだ。

華ドラの内容は韓ドラより幅が広く、史実を下敷きにしてフィクションを加えた歴史物、超能力者が暴れ回る伝奇物や神仙物、さらには江湖の英雄が痛快に暴れ回る武侠物などがあり理屈抜きに楽しめる。 現代物もあるがコメディーが中心で、韓国人が好きな所謂「ドロドロ愛憎劇」は見当たらない。 おそらく「恨むは正義」の韓国(恨国でも発音は同じかな?)とは異なり、現代中国人の好みには合わないのだろう。 

September 16, 2020

日本では専門家以外が政治に関する発言をする事は禁止されている

日本では政治家と政治評論家などの政治専門家以外が政治に関して発言することは禁じられている。

その証拠に、芸能タレントやスポーツ選手が政治に関する発言をするとネットでは非難が殺到する。 また一般人が政府を批判しても非難が殺到する。 「政治の素人が発言するのはいかがな物か」、「タレントが政治に関する発言をすることは許されない」などで、ひどくなると「素人は黙っていろ!」といった調子だ。

これは西欧諸国に較べると際だった特徴で、民主主義に関する考え方の違いだろう。 日本の民主主義は「民衆のことを考えて政治家が行うことに黙って従うこと」だと言っても良いかもしれない。 これに対して民主主義に長い歴史を持つ西欧諸国では、「誰もが自由に発言し、議論に参加して自分たちの国の進路を決める」ことが民主主義と考えられている。

これはたかだか民主主義に75年の歴史しか無い日本との経験の差といえるのかもしれない。 敗戦前まで日本の政治は大和朝廷以来終始「だまってお上に従え」だったためか、それに慣れた日本人はすぐに上意下達の全体主義に戻りたがる傾向があるようだ。

訂正

昨日の記事で、首班指名国会が決まっていないと書いたのは私の間違いだった。 本日午後に国会が開かれ首班指名が行われるようだ。

指名後組閣と天皇陛下による認証が済めば通常は解散し総選挙で国民の信任を問うことになるべきなのだが、今回はコロナ感染防止を理由にすぐには行われないようだ。

総選挙の延期が吉と出るか凶と出るかは菅氏の政権運営手腕次第だが、安部氏の政治の忠実な継承と言う事が「オトモダチ」政治が続くと言う事にならないよう祈る。

秋の足取り

前線が南下して秋霖の季節が始まった。

めっきりと気温が下がり、名残のツクツクボウシの声もかすかになった。

公園ではヒヨドリの高鳴きが聞こえ始め、染井吉野の梢にも黄色く色づいた葉が目立つ。

夏が終わり、秋がゆっくりと進み始めたのが感じられる。

September 15, 2020

手順がおかしい

首相任命の日程も決めずに閣僚人事が進んで行くというのは手順がおかしい。 国会での指名を受けずに首相として業務を行うつもりなのか、それとも安倍氏が閣僚を任命し、首相業務の実質を何の立場も無い菅氏が行うのだろうか? それは憲法違反も甚だしいと思う。

国会での指名を受けずに菅氏が首相業務を行うには、安部氏の内閣の副首相として菅氏を任命し、安部氏が辞任せずに首相業務を菅氏に委任する方法はあるかもしれないが、それは国会と内閣の制度を定めた憲法の精神を踏みにじるものだ。

September 14, 2020

なぜドコモはサービスを停止しないのか

ドコモ口座の詐欺が多発しているのに、NTTは新規開設を止めただけでサービス自体は止めていないようだ。 このままでは被害額がさらに増え続けるだろう。

サービスを止めないのは無責任で、利用者に対するサービスと言うより詐欺半に対するサービスとしか言いようがない。 NTTは直ちにサービスを停止すべきだ。

September 13, 2020

菅氏は暗い

菅氏に注文がある。 それはもっと明るくなってほしいと言うことだ。

今までも表情や語調が暗すぎで笑うこともほとんど無いので、話を聞く方は元気が減少する。 首相になって日本を元気にと思うのであれば、もっと明るい雰囲気を身につけて欲しい。 おちゃらけた「お笑い」の笑いはしらけるが、明るい口調と自然な笑いを見せる事で国民の元気は増えるだろう。

September 11, 2020

日本は韓国に完敗

新型肺炎対策で、日本は韓国に完敗の状態が続いている。

昨日(2020/09/10)のニュースで比較しても、2020/09/09の韓国での新規患者数は155名に対して日本は東京だけで200人以上と完全に負けている。 にもかかわらず日本政府は感染が治まりつつあると主張している。 この数字が恥ずかしくないらしい。

政府と国民が協力してm新規発症者数で韓国を下回ることを目指すべきだ。 麻生氏ご自慢の民度が高い国であれば十分に達成可能なはずだ。

またもセキュリティー無視

またもやセキュリティを無視しネット決済システムで詐取事案が発生して。 利便性を宣伝してリスクは無視するのは日本のネットシステムの通例だが今回のNTTはひどすぎる。

これだから日本のネット決済システムは危険で使えない。 安易なセキュリティ感覚で事故を起こしたサービス業者は、その後10年ぐらいは新しいサービスが出来ないような罰が必要だ。

そもそもセキュリティの検証を事業者に任せておくことが間違いなのだろう。 いっその事セキュリティ検証組織を作り、その認証を受けなければサービスを行えないようにすべきかもしれない。

September 10, 2020

ワクチン開発の減速は当然

主要製薬会社が共同で新型肺炎ワクチン開発では安全を最優先にするとの声明を出した。 これはワクチンを接種される側からみても当然だし、供給者側から見ても当然だ。

なぜならば新型肺炎ワクチンは何十億人に対して接種を行うことが見込まれているが、その中で一万人に一人でも重篤な副作用が出た場合には、製薬会社が請求される賠償金の総額は莫大になる。 だがそれが政府が無理矢理に実用化を急がせた結果でも、政府は責任を全面的に製薬会社に押しつけようとするだろう。

今回の声明はそれが分かっているからこそだ。 政治家が自分たちの利益のために無理矢理実用化を急がせようとしても、製薬会社は自分たちの、そして法的な安全基準を守ると言うことだ。

September 07, 2020

中国が新型肺炎対策で好成績を収めた理由

アンチ中国派にはいろいろ反論があるだろうが、世界を見回して最も短期間に流行を押さえ込んだ国の一つが中国であることは間違いないと思う。

その理由は中国が社会主義国であることだと思う。 社会主義国にとって一般国民を飢えさせないことは権力者が政権を維持する上での絶対条件だ。 それがそもそも社会主義の出発点だからだ。

この点、貧困者が飢えるのは本人の責任だとする資本主義とは大きく異なる。 資本主語にとっては資本の収益効率が至上で有り、それを目指さない権力者はその地位にとどまれない。

従って、中国では強権な地域封鎖を行って仕事が出来なくなっても、住民は最低限飢えずに済む救済は行ってもらえると安心していられる。 だから権力を持って地域封鎖を行っても混乱はほとんど起きない。 この点が休業補償などするかよと副首相がうそぶいたどこかの国とは大きく異なる。

だからこの国ではコロナと共存すると称して一定の(*)流行は受容せよという話しになる。 もちろん休業補償の支払いを避けるためだ。

(*)政治の世界で一定とは、政府が自分たちの都合に合わせて決める量という意味だ。

自由を重んじて飢えるか、飢えを避けるためある程度の自由はあきらめるか、どちら御好むかは他人に強要しない限りはひとえに個人の問題だ。

次の台風は?

台風7号は東シナ海西部を北上、9号は中央部を北上、10号は頭部を北上とコースがだんだん東にずれてきている。 太平洋高気圧が少しずつ東に退いているからだろう。

そこで気になるのが次の台風のコースだ。 同じように東にずれるとすると次は日向灘から四国の西部を直撃する事になるが、それが巨大台風では無い事を祈ろう。

それにしても今年の台風のコースは以上だ。 満州まで直線的に北上する台風はあまり記憶に無いからだ。 それが三つも続きだんだん巨大化するとは。

早く例年の足が速い秋台風に戻って欲しい。 そうすれば通過後に北の空気が入って涼しくなると期待できるからだ。

September 05, 2020

同音異義

一昔前までは、同音異義が多く聞き間違う可能性がある漢語は放送では意識的に避け、同音異義の少ない和語を使う事が多かった様に思う。 しかし最近は漢語の方が格好良く聞こえると考えるのか、世の中では漢語を使うことが多くなり放送でも漢語を多く使うように思う。

その結果テロップなどの誤変換見落としが増えたのはご愛敬としても、果たしてそれで良いのだろうか・・・・

監視社会に情報技術者が貢献する

研究者や技術者は、技術的に可能であれば他人に先駆けて実現したいものだ。 そして開発した技術がどう使われる可能性があるかについては頓着しない。 それはスポーツにおける新記録争いと本質的に同じで、達成感と優越感を得られるからだ。

その結果、中国はすでに「ビッグブラザー」が支配するジョージ・オーウェルの世界(1)に、そして米国は「チクタクマン」が支配するハーラン・エリスンの世界(2)になっている。 他の国も遠からず同じように特権階級が一般人を監視して支配する社会になるだろう。

(1)「1984年」
(2)「悔い改めよハーレクイン」

安倍政治の忠実な継承

菅氏曰く、「安倍政治を忠実に継承する」と。 でもそれはもっとも望ましくない政見だ。

安倍政治の最大の眼目であった「オトモダチの利益を最大限に供与する」、「それについては何も説明しない」等々、一般国民の利益よりオトモダチの利益優先の政治を忠実に継承するのであれば、菅氏を支持することはとうてい出来ない。 菅氏への支持が、そのようなオトモダチの乗り換え中心である様に見えることを考えるとなおさらだ。

September 03, 2020

「暑さ指数」と「不快指数」

最近「暑さ指数」なるものが発表されるようになっているが、50年ほど前には「不快指数」が体感の暑さに関する情報として使われていた。

どちらも体に感じる暑さの指標ではあるが、計算式は多少異なるようだ。 大雑把には、「不快指数」は気温と湿度を用いて計算するが「暑さ指数」はこれに輻射熱を加味したものと考えれば良いようだ。 従って、屋外活動時の熱中症予防には「暑さ指数」に留意すべしと言うことになる。

September 02, 2020

待望の雷雨

神戸には待望の雷雨。 衛星放送が受信できなくなるほどの雨が降った。

そして気温も10℃近く急降下。 湿度が上がってやや蒸し暑いがすっかり空気が変わったようだ。

今夜は過ごしやすくなると良いのだが・・・・

政策なしの首相選び

後継首相選びは政策抜きに政治利権だけで決まるようだ。

日本の未来には夢も希望の不要、ですか・・・・・

September 01, 2020

死者をむち打つ勿れ

日本では死者や職を退いた人の行ったことを批判するのは嫌われる。 死者をむち打つ勿れと言うわけだ。

そこでどんな不祥事で職を退いても、退けばそれ以後非難されることは無く、全てうやむやの内に葬られる。 その結果なぜそのような事態が起きたかについては、検証されることも反省されることも無く、同じ事が何度でも繰り返される。

さて、「セツメイシナイカク」、「ナニモシナイカク」の首相が退き、今や批判は消え失せ、褒め立てる言葉ばかりだ。 そして後継者はその「セツメイシナイカク」の大番頭の可能性が高いという。 やはりまた、同じ事が繰り返されるのだろうか?

少なくとも、安倍内閣でうまい汁をすってきた「オトモダチ」にとっては、もっとも乗り換えられる可能性が高い後継者ではあるが・・・・

朝鮮半島串刺しコース

今回の台風9号は変わった台風だ。 朝鮮半島を横断する台風は数年に一度ぐらいはあるが、この台風のように朝鮮半島を縦断するものは記憶にない。

水温が高いので台風は東シナ海に入っても発達を続ける。 また偏西風が無い場合、台風は水温が高いところをたどる傾向がある。 その結果、朝鮮半島では過去に例が無いほど強力な台風が襲来することになるようだ。

台風に不慣れな地域で大被害が出ない事を祈る。

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