ナントカ警察
世の中には「ナントカ警察」がはびこっているらしい。
最近はやっているものの代表は「マスク警察」らしいが、他にも種類多く独り合点の正義を振り回すらしい。 中には一人でいくつもの「ナントカ警察」を兼ねているものもいるようだ。
彼らは年齢性別関係なしに存在するようで、特にネット上には多数いるそうだ。 リアルの生活に不満を抱えた者達のフラストレーション解消という見方もあるがそればかりではなさそうだ。 学校や職場での「いじめ」との共通性も感じる。
ところで、最近の記事で目立つのは「政府批判警察」で、芸能人が政府批判をすると「芸能人のくせに生意気だ」、「政治に無知な芸能人が政府批判をするのは不適切」様な批判がひどい言葉で殺到するらしい。 政府批判を罪悪視するのは、「政府に忠実な国民」を目指した「脱戦後教育」による刷り込みが効いているからかもしれないが、言論封殺は民主主義の原則に反する。
振り返ると、私が若い頃は著名芸能人の多くが野党支持者で、今も著名な映画俳優や歌手が社会党や共産党の宣伝紙やポスターに顔を出していた。 誰もが自由に政府支持も政府批判も出来た時代のことを考えると、「政治に無知な芸能人が」などという非難は無知と横暴の極みに見え、独裁主義が広がっているのでは無いかと危惧する。
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