専門家の沈黙
東京都の新型肺炎新規感染者数が40台だった頃、何人かの専門家はまだ問題ないと言明していた。 中には50人を超えれば問題だが40人台ならば問題ないとまで言う専門家もいた。
しかしその後も新規感染者は増加し続け、200人を超えるようになった今、問題が無いと言明した専門家達は一様に沈黙している。
楽観性バイアスが掛かった発言、言い換えると政府・行政そしておそらくはメディアにも忖度した希望的観測でしくじった専門家達には、現実を直視して改めてバイアスが掛かっていない分析を述べてもらいたい。
さらに言えば、ペシミスティックな予測を出す専門家を非難する論調がメディアにも現れ始めている。 これは正しく恐れる上で非常に危険な動きだ。
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