芋づる式検査
新型肺炎の感染者に若い世代の比率か高まっていると言う報道がされているが、私はこれは必ずしも正しくないと考えている。
その理由は、検査が感染者から感染者へと芋づる式に行われているからだ。 当初ははっきりとした症状があることを検査の条件としていたため、症状が出ない若い世代の大部分が検査対象にならなかった。 このため芋づるの起点には高齢者がなることが多く、高齢世代の感染者の発見率が高くなるのが当然だった。 それに対して今は水商売のホストやホステスを重点的に検査しているので、芋づる式に発見される感染者に若い世代が多くなるのは当然だ。
つまり、感染者の年代構成が変わったのは検査対象者の年代構成が変わった事が主たる原因と考える方が良い。 引っ張った芋づるの品種が違っているから、芋づるにぶら下がって出てくる芋の品種が違うと言うことだ。 安納芋の蔓をいくらたぐっても鳴門金時芋は出てこないようなものだ。。
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