またも安倍氏の醜態
取り巻きのオトモダチの誰が言い出したのかは知らないが、今年秋以降9月入学に制度を変更しようと検討を指示したものの早々と取り下げに。 欧米と異なる日本独自の制度はよろしくないと考えるグローバリストが、コロナ騒動に便乗してと提案したのだろう。 しかし誰が考えても保育園から大学までが関係する入学月は、日本の社会制度と複雑に絡み合っているのでたった数ヶ月の検討と準備では不可能だ。
入学月の変更には何年もかけての準備と移行手順が必要だと、常識がある者なら考えなくても分かるはずのこと。 それも分からずに安倍氏が飛びついたとすれば、未だに届く気配もないアベノマスクや、手続きが大混乱して支給が何時になるか分からない生活補助給付金以上の失策だ。 恥の上塗りとしか言い様がない。
欧米諸国のメディアは、新型肺炎の抑え込みに成功しているように見えるのに各国首脳の中でただ一人支持率が急降下しているのをふしぎがっている。 しかしこんな不手際ばかり繰り返して混乱を拡大しているのを知ればなるほどと思うだろう。 まして緊急事態宣言を出すことを半月も厭がり、出したときには既にピークを越えていたという最近の研究結果を見ると、新型肺炎流行拡大を阻止したのは政府の手柄ではなく、日本人がこぞってマスクをした結果、まき散らされるウイルスの量が低く抑えられた成果ではないのかと言いたくなる。
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