気温上昇で新型肺炎の流行が治まるか?
新型肺炎の病原体COVID-19は、高温多湿に弱いので初夏になって気温が上がれば流行が収まる問い説があり、それに期待をかける向きもある様だ。 しかし熱帯地域、インド、ブラジル、シンガポールなどの熱帯圏でも大流行しているところを見ると、気温よりも密集度の方が流行の程度に対する影響が大きいようだ。
気温が上がればと期待する理由の一つはアフリカ地域での大流行が報告されていないことのようだが、これも医療システムが未発達なため報告が上がってこないだけだとする意見も強い。 気温上昇に期待するよりも、人間の密度が高くならないように人の動きをコントロールする事の方が重要なのだろう。
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