学校再開への提言
休校が長くなり、子供が家にいることに疲れた親が多いようだ。 また学習の遅れを気にする親も多い。 そこで早期に学校を再開する手段がないかを考えてみた。
昭和20年代から30年代にかけて、我々が通った小学校では一学級の人数は55ないし60人が基準だった。 このため教室内の隅から隅までぎっしりと机が並びその様子は「寿司詰め教室」と言われた。 まるで寿司がぎっしりと詰められている折り詰めのようだとい得わけだ。
そんな我々から見ると今の小学校の1学級30人の教室はガラガラだ。 さらに一部地域を除けば空き教室も多い。 また、複数担任制を採っている学校もある。
それを念頭に置いて考えると、次のような案が思い浮かぶ。
- 1学級の人数を半分の15人とする。
- 複数の担任がいる場合は、それぞれを分割したクラスに割り当てる。 複数担任でない場合は、正常化するまで退職者に臨時教員として復帰してもらう。
- 空き教室がない場合は、統合で使われなくなった校舎を利用する。 その場合、統合前の学区で生徒を振り分けると良いだろう。
小学校についてはこんな案が浮かぶが、中学以上については半数交互登校制とするのはどうだろう。 隔日登校でも良いし、終戦直後の教室不足の時代に少なからず有った午前午後の二部制でも良いだろう。 中高生ともなれば、この状況を自分をしっかりと律する訓練として利用しても良いはずだ。
問題だ問題だ、困った困ったと言うばかりでなく、頭を柔らかく使えばもっと地域の実情に合ったやり方が他にもいくらでもあるはずだ。
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