新型肺炎の隠し死者数は?
医療崩壊を防ぐという名目で診療拒否が報じられているが、これは事実上既に医療が崩壊している事に他ならない。 厚労省が支配する医療システムは守られたが、多くの患者が見捨てられ死んで言っていると言う事だからだ。
診療を受けられず感染検査も受けられずになくなった患者のほとんどは、感染者数にも新型肺炎による死者数のどちらにも計上されていない。 一方日本の死亡診断書には「心不全」という便利な区分がある。 「心不全」とは「心臓が機能しなくなった」と言う意味で、心停止の原因は不問にされる。 たとえ刺されて失血死しても死亡診断書を書いた医師が「心不全」と書けば書類上は「病死」と言うことになり、それ以上原因を調べられることもない。 つまり診療を受けられないままに亡くなった新型肺炎患者も、「心不全」と死亡診断書に書かれていれば一般の病死として処理される。 このように処理されて新型肺炎死者数にカウントされない死者がどの程度いるのだろうか。
「心不全」死者数、特に独居高齢者やホームレスの死者数の推移を調べてみれば、どのくらいの隠し新型肺炎死者がいるのかがある程度推定できるはずだが、誰もそんな調査はしないのだろう。
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