諸説有り
新型肺炎の病原体であるCOVID-19については分からないことや不確実な情報が増えるばかりだ。
いつから流行が始まっていたのかについても、ヨーロッパには昨年12月には既に侵入していたと言う可能性が指摘されるかと思うと、それ以前の昨年10月には既に中国で流行が始まっていてスポーツ大会に参加した選手によってヨーロッパに持ち込まれたというかのうせいまで指摘されている。 激しい症状が感染者の一部にしか出ないというステルス性が、起源の究明を難しくしているようだ。
また、発症率や症状についても様々な知見が出されて、どれが固有の症状でどれが副次的な症状なのかが分かりにくくなっているし、治療薬についても特効薬がないだけにどれをどう使えば良いのかが混乱している。
まさに「諸説有り」の状態で、今後の情報整理と特効薬開発を待たねばならないようだ。 米国は「レムデシベル」を世界標準の治療薬として認めさせて、他の薬剤の排除を狙っているようだが、そううまく行くかどうかは分からない。
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