金持ちの、金持ちによる、金持ちのための、おもてなし
COVID-19による自粛で、新たな番組が作れないせいか再放送が目立つ。 その中に「京都伝統のおもてなし」を紹介する番組がいくつもあった。 だが、それを見ていて感じたのは「京都伝統のおもてなし」は畢竟金持ちの旦那衆(裕福な町衆)のためのもので、庶民には無援だと言う事だ。
なぜならば紹介されるのは、高級料理旅館、高級料亭、そして座敷での芸子や舞子遊びで、これらは庶民には無援のものだ。 つまり「京都伝統のおもてなし」とは、「金持ちの、金持ちによる、金持ちのための」ものと言う事になる。
それならば、伝統の庶民のための京都のおもてなしというものはあるのだろうか?
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