決済のための出社を止める方法
在宅勤務とは言いながら、上司の決裁をうけるために出社しなければならないと言う例が少なくないそうだ。 だが、決済印をもらう為だけであれば出社しないで済ます方法はいくつもある。 たとえば、
1.まずアナログ的な方法としてはメッセンジャーサービス(いわゆるバイク便)を利用する方法がある。 これで作成した書類を上司に送り、次に回してもらえば出社はしなくて済む。 配達員とは顔を合わせることになるが、感染拡大の危険は公共交通機関を利用するより遙かに少ないだろう。 これによってメッセンジャーサービス会社が人手不足になるのなら、原付バイクも使うことにして増員すればよい。 仕事にあぶれている人も普通免許か原付免許さえ有れば臨時雇いで使える。 各企業が雇い止めで困っている人材派遣会社からメッセンジャー要員として派遣を受けても良いだろう。 欧米の都市で多いという自転車を使うメッセンジャーサービスもあり得るだろう。
2.デジタル的な方法としては、証明付電子印鑑(電子署名)と暗号ソフトを利用する方法だ。 これは中小企業ではすぐには出来ないが、システム管理者がいる大企業では決定から2週間ほどで導入できるだろう。 最終的に外部に出す書類でも、最終決済後に印刷して郵送することも出来る。 担当者と決裁権者との間のやりとりは社内システムを使えば良い。 暗号ソフトは社内のサーバーと自宅とのやりとりに利用する。 社内システムがない場合にはクラウドサービスを利用すれば良いだろう。 この場合も暗号ソフトを利用すれば、クラウドサービス業者が内容を知ることが難しくなるのでセキュリティを高めることが出来る。
他にも方法はあるとは思うが、以上の二つは比較的短期間で導入できるだろう。
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