リーマンショックとコロナショックの違い
リーマンショックは投機経済の破綻が実体経済に影響した例だが、コロナショックは製造や消費を中心とする実体経済の崩壊が投機経済に影響した例で正反対の事例と言える。 従って対処法は当然異なる。
リーマンショックでは金融業への支援が有効だったがコロナショックでは効果が期待できない。 富裕層が優先して利益を得るからだ。 コロナショックではまず、低所得者の収入を引き上げる、あるいは補填するなどして生活不安を取り除かなければ効果は得られないだろう。
さらに労働者が仕事の現場に安全に復帰する手助けも不可欠だ。 その為には、業務中に感染する危険性を取り除く為の手段やツールを潤沢に提供する事だ。 国が資金をつぎ込むので有れば、金融支援よりこちらを優先すべきだと考える。
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