集団礼拝の問題
新型肺炎の大流行の原因として韓国の場合は新興宗教の集団礼拝が指摘されている。 同じように集団礼拝が感染を広げるとして、イランでは信者の義務とされる集団礼拝の自粛が呼びかけられているという。
集団礼拝を日常的に行うのはキリスト教やユダヤ教も同じで、毎週教会や礼拝堂にその地域の住民が集合して礼拝を行う。 そして集団礼拝に毎回参加する「敬虔な信者」であることが「良い人」の条件になっている。 そのような環境では、その礼拝に地域の住民の大多数が集まるので、そこに開放性感染者(病原体を放出して周囲の人を感染させる)が入り込むと、大勢が感染することになる。 その結果、数週間で地域的流行が起こることになる。
従って、キリスト教やユダヤ教、そしてイスラム教信者が多数を占める国や地域では、気がついた時には既に多数の無症状の開放性感染者がいて、既に大流行の初期段階になっていることになりかねない。
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