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February 13, 2020

市中感染確認

政府が隠したがっていた新型肺炎の市中感染が表面化した。 患者は東京都内のタクシー七運転手だそうだが、中国人と思われる乗客を乗せたことがあるそうだ。

政府が「水際阻止作戦」を始める前から、多数の中国人観光客が日本にやってきていた。 その中には本人が気づかないままウイルスをまき散らしていた武漢からの客も多数いたはずだ。 一部の専門家がウイルスは既に日本に入り込んでいて、市中で感染者が出ていてもおかしくないと言っていたが、今回の感染確認でそれが立証されたことになる。

そう主張する専門家は、だから検疫隔離波も意味が無いと言う文脈の中で語っていた。 それはその通りだが、今の段階で一切の検疫を止めると日本は新型肺炎の汚染国であると公に認めることになる。 それは観光産業に何年にも亘って深刻なダメージを与えることになるし、オリンピック開催を中止すべきと言う声も外国から上がるだろう。

と言うことで、政府としては意味があろうと無かろうと今の検疫隔離を続けなければならないのだ。

市中感染者発生確認によって、新型肺炎を押さえ込むには市中の感冒症状を示すものは全てウイルス感染を疑い、ウイルス検査を行わなければならない。 政府はそれを厭がってきたが、もはや全員検査は避けて通れなくなっていることを認識してもらわねばならない。

追記;
この記事を書き終わってテレビのニュースを見ると、80歳代のご婦人が亡くなり、死後に新型肺炎と判明したという。 国がウイルス検査を渋っている事の犠牲者とも言える。 早期に新型肺炎と判明していれば、通常の細菌性肺炎とは別の治療法を種々試すことも出来ただろうから。

また、あちこちから中国からの来訪者との接触が確認できない感染者の報告が出始めた。 この週末以降、国内のあちこちから中国との関連が確認できない感染者の報告が次々と出てくるだろう。 アンドロメダ病原体式に言えば、「ワイルドファイア(山火事)警報」がなり始めたと考えなければならない。

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