WWFを騙る偽メール
「オーストラリアの火災で被害を受けた野生動物と自然環境のために」と題するメールが届いたが、これは世界自然保護基金(WWF)を騙る偽メールのようだ。
その根拠は、この団体が私のメールアドレスを入手できるのは詐欺グループに出回っているリストからしかありえないからだ。 また、差出人もこの団体の責任ある地位の人間のものでは無く「ロッテ 38 <pqc@interfacecutthefluff.com>」なる怪しげな名前になっている。 このことからこれが偽メールであることは間違いが無い。 さらに、送信元のサーバー「interfacecutthefluff.com」は米国カリフォルニア州にあるZenlayer Incが提供しているサーバー上にある様だ。 これもまたWWFが正規業務で使うことはあり得ないサーバーだと言うことで、これが詐欺メール出るということの根拠となる。
と言うわけで、皆様だまされないようご用心を。
ーーーーーーーーーーーーーーー以下メールの引用ーーーーーーーーーーーーーー
件名;オーストラリアの火災で被害を受けた野生動物と自然環境
本文;
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□■ donation yahoo 2/8/2020
本メールはドメインの運用(メール送受信やホームページの表示)に関わる
重要な通知となります。
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2019年の秋から燃え続けているオーストラリアの森林火災は、かつてない規模となっており、
2020年1月上旬の時点で、少なくとも29名の尊い人命が失われ、数千の人々が家を失い、暮らしを 脅かされています。
すでに、北海道の面積を上回る1,070万ヘクタールが焼失し、草原や森の多くが失われました。無 数の野生動物も火災によって直接、命を落としているほか、生息地を失ったことによって、壊滅 的な影響を受けています。
オーストラリアの野生動物保護と、その生息地の回復のために、ぜひ募金にご協力ください。
■ 参加の方法 ▼yahoo ログインはこちら https://donation-yoho.tsdsadg.com/abc/donation/index.htm
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送信者にとってはroppongi(六本木?)が三田にある様ですな(笑)。
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