諸外国は新型肺炎のウイルス検査強化へ。 日本は検査抑制が続く。
海外通信社のサイトを見ていると、欧米諸国が次々と新型肺炎の検査強化を打ち出している。 早期に患者を発見して隔離することで流行を防ごうとしてのことだ。
これに対し、日本はあれこれ条件をつける政府の指導で検査受け入れを減らそうとしている。 厚生省から派遣された職員が北海道で検査を受け入れるなと要求したという昨日の報道を見ても、それは北海道だけではあるまいと感じる。 検査をすれば患者数が増えるので、見かけ上の患者数を減らしたい政府中枢部の意図を忖度しての糊塗だろう。 秘密の要求が内閣府から出ていたとしても信じられるぐらい、政府の検査挙止の姿勢は異様に感じられるほどだったからだ。 それは診察を受ける目安にも露骨に現れている。 兎に角見かけの患者数を少なくしたいという願望が明白に表れているからだ。
検査態勢を強化して、患者を早期に発見して隔離することしか爆発的流行を防ぐ手立ては無い。 あれこれ出来ない理屈を並べている暇に、出来るようにする努力をすべきだ。
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